朝一で市役所に登庁し会派の部屋で会議の準備をしていると、窓の外から何やら"歌声"が聞こえました。

窓を開け外を見ると文化センターの開場待ちの女子高生が、坂本九さんの代表作であり昭和の名曲「見上げてごらん夜の星を」歌ってました。

道路を挟んだ5階まではっきりしっかりと聴こえます。

本番前の練習かと思いますが、練習を感じさせないその"清らかな美しい歌声"にしばらく聴き惚れてしまいました。

もちろん、歌声が素敵というのもありますが、コロナ禍の影響でこの一年間、小中高校生の卒業式、運動会、文化祭などすべての学校行事に出席することがなくならり、学校に行く機会、子どもたちに触れる機会が一切なくなったこともあり、久しぶりに学校や子どもたちを感じることができたこと、そして「見上げてごらん夜の星を」という曲が今のコロナ禍での荒みつつある心に響き、癒やしを与えてくれるなど様々な気持ちが入り混じりながら、聴き惚れ、本当に感動してしまいました。

朝一からつかの間のとても素敵な時間を過ごすことができました。

後からどうしても気になったので、文化センターまで行くと"安城高校 生活文化科"の課題研究の発表会が行われていました。
オペレッタの劇中歌だったみたいです。
きっと素敵な本番発表になったかと思います。

文化センターでは他にも生活文化科に関わる"衣生活""食生活"の展示発表もされており、それらも鑑賞してきましたが、こちらもどれも素敵なものばかりでした。

コロナ禍で学校生活に様々な制約や我慢があった中での今日の発表だったかと思いますが、それを思うとより感傷的、感動的な気持ちになりますし、同時に学生たちが前向きに直向きにがんばっている強さや逞しさも感じます。

偶然ではありますが、久しぶりに学生たちが持つ素敵なパワー触れることができ、感動と元気をもらうことができました。