昨日、国において、愛知県、岐阜県はじめ関東圏、近畿圏の10都府県で、3月7日 までの4週間、緊急事態宣言の継続が決定されました。

緊急事態宣言が解除に至らなかった、今のこの感染状況や医療提供体制がひっ迫している状況が解除に至るまで改善しなかった状況であることは残念ではあり、引き続き最大の警戒、注意が必要と思っています。

入院患者数・重症者数・療養者数など危険領域で高止まりし厳しい状況が続いています、医療提供体制がひっ迫している現状からはやむを得ないかとは思っています。

ただ一方で、1月7日に過去最多の431人を記録した新規陽性者数が減少に転じ、1月21日には7日間平均値が危険領域・ステージ4の260人を脱し、ここ数日の新規陽性者数も100人代となるなど大きく改善しつつあるもの事実であり、これはひとえに国民、市民の皆さまのご協力、ご努力、我慢の成果、結果が出ている証あり、お陰であるかと思っています。

緊急事態宣言継続にあたっての緊急事態措置についても、従来の宣言と大きく変わらず引き続き、県民の皆様には不要不急の行動の自粛、高齢者等への感染拡大の防止、基本的な感染防止対策の徹底を求め、事業者には営業時間短縮と感染拡大予防ガイドライン等の徹底、テレワークの徹底等、他にもイベントの開催制限等のお願いしていくことになります。

そうしたことで間違いなく今のこの減少傾向を更に維持し更なる減少に繋げることができ、緊急事態宣言の解除、そして日常を取り戻すことに繋がると思います。

皆さまにおかれましては、引き続きご不便や我慢をお願いすることになりますが、今の危機感、緊張感、責任感など行動や気持ちを引き続き維持、ご協力頂きますようお願い致します。

こうした緊急事態宣言継続による感染対策を継続、強化することで感染状況は改善されると思いますが、一方で生活や社会経済活動に与える影響もより大きくなることが懸念されます。

継続する以上は、より一層、こうした生活や社会経済に影響が生じる個人、事業者に対する支援の強化も必要であり、急務です。

どうしても支援は市町村では限界があり、支援の中心は国県に頼ることになりますが、真に困っている人に寄り添った支援の強化を願いますし求めていきたいと思います。

コロナへの感染防止だけでなく、コロナ禍で起きているすべてのことにしっかりと向き合い対応していきたいと思います。