明後日開催されることになりました、臨時議会の議案等説明会が開催されました。
この臨時議会では大きく2つの事業の補正予算が上程されます。
ひとつは「新型コロナウイルスワクチン接種事業」です。
これについては、今日は詳細な説明はありませんでしたが、議会の場で詳細なスケジュールや接種場所、箇所、方法などを詰めていきたいと思います。
そして今日、新たに明らかになったのが「中小企業等緊急支援事業」として、
緊急事態措置の影響により、売上が50%減少(令和3年1月又は2月の売上が前年同月比)した中小企業者等で、"愛知県感染防止対策協力金(6万円/日)"及び国が実施予定の"緊急事態宣言に伴う外出自粛等の影響を受けた事業者への一時支援金(中小企業:最大40万円
個人事業主:最大20万円) "の対象にならない市内の事業者に支援金として1事業者あたり「10万円」を支給するものです。
安城市独自の支援策であり、支援することは自体は望ましいことではありますが、大きく2つの問題を感じています。
ひとつは売上の減少が「50%」とかなり支援のハードル高い、厳しいこと。
50%まで減少しなくとも20%でも経営的には厳しいはずです。
20〜30%減少を対象とすべきと思います。
それと支援のきっかけとして、"緊急事態措置の影響"のなっており、対象が1月2月となっていますが、ただ、緊急事態宣言の発出に関係なく、そもそものコロナ禍の影響により、売り上げ等が減少している事業者はいるはずであり、本来はこうした事業者にも支援の手を差し延べるべきだと思います。
市のこうした支援は資金的な支援とともに、心情的に応援する意味合いもあり、こうしたことからもコロナ禍で困っている事業者に幅広く公正に支援するべきです。
議会ではこうした2つの問題点を指摘しながら、何かよりより支援にできないかと思います。
今回の臨時議会ではこのふたつの補正予算になりますが、コロナ禍の影響により他にも、個人や世帯を対象に支援が必要な市民はいます。
こうしたことも求めていきたいと思います。