新型コロナウイルスの急激な感染拡大により、昨日1月7日に国は東京都と埼玉、千葉、神奈川の首都圏の1都3県を対象に「緊急事態宣言」を今日1月8日から2月7日までの1ヶ月を対象期間として発出しました。

ただ、首都圏だけ緊急事態宣言が発出されてはいますが、首都圏だけの問題や状況ではなく、ここ愛知県においても、昨日は過去最多、今日も連続して400人超えと急激な感性拡大が起きているなど同じような危機的な深刻な状況であるかと思います。
こうした状況を踏まえて大村愛知県知事も週明けにも国に緊急事態宣言の発出を要請すると明言しています。
大阪、京都、兵庫の近畿3県も緊急事態宣言の発出を要請するとのことです。

とにかく、緊急事態宣言の発出に関わらず、緊急事態宣言下同様に、現時点から、感染拡大防止などひとりひとりが同様の行動変容が求められています。

テレビやネットなどを見ると、
国の対策が遅いとか、
緊急事態宣言の発出が遅いとか、
効果があるのかとか、
経済への影響はとから
非難や批判めいたことを見聞きしますが、もちろん、検証、反省、改善などは必要かとは思いますが、今は、非難や批判、対立することより今最も大切なことは、みんなが連帯、団結、協力して、とにかく感染しない、させない、減少させること、その為にひとりひとりがすべきこと、できることをきちんと実行していくこと、1日も早く収束させる為に前を向いていくことが重要です。

国や県が発する方針やメッセージなど正しい情報を入手、理解して、正しい行動をお願いしたいと思います。

ただ一方で、法律や方針、正しいエビデンスの中で、必要な社会経済活動を動かしていくことも必要でもあり、こうしたことへも理解や協力していく、正しい寛容性も必要です。

間違っても、法律や方針にまでないような、正確な客観性を欠くような、主観や感情など正義感にもならない歪んだ価値観で、人や組織の言動に対して、非難や批判、差別偏見、誹謗中傷は絶対にあるべきではなく、許される行為ではありません。


他人のことをとやかく非難、批判するより、まずは自分自身がきちんとした対策や行動をとることです。
"不用不急"というのも、そもそも他人がとやかく決めつけることではありません。

コロナウイルスの感染から人や社会を守ると同時にこのコロナ禍やコロナ騒動からも人や社会を守り、安全で秩序ある社会を守ることが重要です。

緊急事態宣言はその内容と共に改めて、そうしたひとりひとりの責任や自覚など意識を高め、行動を変容させる為のものだと思います。

これ以上、死者や重症者が増えないよう、感染者が増えないよう、そして医療従事者を始めコロナ対応されている方がこれ以上崩壊や疲弊しないよう、そして飲食店を始めとする地域経済がこれ以上苦しまないように、差別や偏見、誹謗中傷で傷つく人が出ないように、とにかくひとりひとりが協力してこの緊急事態を克服したいと思います。