新城市にある"奥三河蒸留所"で行われた「ドローンによる物流の実証実験」を見学してきました。

山間地域におけるドローンの活用を研究する為に官民共同の協議会と中京テレビが共同で行った実証実験で、奥三河蒸留所から1.7km離れた湯谷温泉のホテルまで商品を運ぶというものです。

今後は単に物を運ぶだけではなく、そこにアミューズメントやエンタメ性を加えて観光資源として活用したり、ドローン技術は農業や防災などに活かしたいとしています。







今日のこの実証実験のスタート地点の舞台となりました"奥三河蒸留所"は昨年5月に森林資源を活用して品質の良い精油(エッセンシャルオイル)をつくりだす蒸留施設とショップとカフェを併設した体験型蒸留施設。

安城市に本社、販売店がありまするハーブ、エッセンシャルオイルの製造販売を手掛ける株式会社「ランド」が開設し、社長の阿部さんが産業、観光、街づくり、環境が融合した施設にしたいと大きな志や想いを持って開設した施設です。

当然、この実証実験にも仕掛けから大きく関わっています。

阿部社長は昨年はこの奥三河蒸留所の開設から、奥三河柚子プロジェクト「柚子収穫隊」の仕掛け、更にはレゴランド商業施"Maker's Pier(メイカーズピア)"に「ローズマリーガーデン」やショールームなど一連の事業を行う「kinoko」のオープン、そして今日の官民共同のドローン実証実験と、本当に様々な新しい仕掛けや動きをされ、実際に形にするなど、その高い志と決断や実行力、突破力は凄まじくもあり素晴らしくもあり、本当に心から尊敬します。

安城市民でもあり、安城市で事業をされている阿部さんのこうした様々な地域でのこの志高き活躍は本当に誇りに思います。

同時に、本社やショップは安城市にあり安城市内でもご活躍頂いていますが、地元安城市でもこうした志高き方が更に活躍できるような土壌や環境を創っていかなればならないと改めて強く思いました。

更に、安城市は新城市とは中部環境先進5市(多治見市、安城市、新城市、掛川市、飯田市)で頭文字をつなぎ合わせたTASKI(タスキ)プロジェクトとして環境活動の絆のタスキをつなぐとして連携していますし、また安城市内小学校が自然教室で利用する作手村キャンプ場があるなど交流や関わりが深い街でもありますので、せっかくのこうした財産や関わりを、何か更に安城市や安城市民との関わりや交流に生かしていけないかと改めて思いました。

最近は公私とも新城市に行く機会がすっかり多くなりました。