今日も歴史博物館に。

と、言っても今日はイベントでもまた観覧でもなく、歴史博物館内に席あります"文化振興課"に行きました。


文化振興課はその名の通り、文化財や歴史資料の調査及び保護、文化芸術の振興、更には、博物館、市民ギャラリー、埋蔵文化財センター、安祥城址公園及び丈山苑の管理運営などを所管しています。


今日は、国指定史跡「本證寺」境内の整備に関する懇談。


安城市野寺町にあります「本證寺」は鎌倉時代に創建され、戦国時代の三河一向一揆においては、自治権を賭けて徳川家康と争った、一揆方の拠点となった三河三ヶ寺のひとつです。


平成27年には一向一揆当時の堀や土塁が残ることなどが評価され、国の史跡に指定されました。


本證寺は地域の方にとってはまさに地域の歴史のシンボルであり、安城市を代表する史跡です。


国史跡の指定を機会として、現在、本證寺史跡を整備し、史跡公園にする計画があります。


しかしながら地震対策などをはじめ様々事情が重なり、度重なる計画の延期があり、当初計画通りに事業が進捗していない現状があります。


こうした状況に対して、9月定例議会では、桜井地区文化財保存会の方々から「国指定史跡本證寺境内の整備実現に関する陳情」が提出されています。


この陳情は私が所属します、市民文教常任委員会で審査します。


委員会、本会議の議決はこれからになりますが、私自身はもちろん、採択、つまり賛成しますが、単に採択するだけでなく、執行部に対して、整備を促進させることができるよう""""でしっかり意見表明したいと思います。