「安城プレミアムお買物券 」について

抽選と当選者への通知を経て、先週7日金曜日から販売が始まりました。


販売には"""接触"を避けるように、販売会場や日にちを分散させたり、販売期間を延長するなど感染防止策の徹底を図りながら販売しています。


利用は813日からになります。


今回のこのプレミアムお買い物券の最終的の申し込みに結果については、


券種ごとでは、

飲食店券:32938冊申込/20000冊中

券:30334冊申込/15000冊中

量販店券:50620冊申込/25000冊中


また、人数では

25566人の方が申し込まれ、

14433人の方が当選されました。

(全て当選でなくて一部でも当選者に含)


と、とにかく多くの皆様が申し込んで頂けました。

まずはこのことはありがたいことだとは思っています。


ただ、一方で今、一部の方ではありますが、市には大きく二つのご批判も含めたご意見が寄せられています。


ひとつはそもそも当選人数が少ないではないか、公平な抽選を行なっているか、など抽選結果に対するご意見。


このことに関しては、外れた方には残念であり、申し訳なくは思いますが、抽選に関しては委託先の商工会議所が当然、責任を持って公平公正に行っています。

ハガキによる申込とネットでの申込を電子上で一元化して重複者を除外するなどして、無作為抽選をしていますので、そこに忖度や恣意的、意図的なことはできる余地はありませんのでご理解頂ければと思います。


個人的には結果的にこんなにも多くの申込があり、11000人の人が抽選から外れてしまいましたが、改めて、当初は市はひとり10枚まで購入可能としていましたが、最低でもひとり5枚まで、できればひとり1券種1枚の3枚までにすべきと市に強く申し入れ、結果としてひとり5枚までとなりましたが、10枚までにしなくて本当によかったとは思っています。

ただ、市が決めたこととは言え、それでも多くの方が外れてしまったことは申し訳なく思います。


そして、もうひとつは、この感染が拡大している中で実施することに対するご意見やご批判です。


このことに関して、私見を申し上げれば、前にも申し上げたように、このプレミアムお買い物券での「買い物」や「飲食」は生活そのものです。

そうした意味ではまずご批判の強いGOTOキャンペーンのような旅行とは意味合いが異なるものであります。

それに長期的なコロナとの戦いや共存を求められている今、重要なことは、感染防止策と生活を両立させて持続可能な社会を創っていくことです。

そうした意味でも今のこの状況で買い物や飲食を含めた生活を止めることなどあり得ません。

むしろ、感染防止策を講じたり、細心の注意を払いながら、いかに生活や地域社会を動かしていくかが今、最も求められていることだと思います。

それに厳しい環境にある飲食店を始めとする地域経済対策と生活支援は急務でもあります。


それにこのプレミアムお買い物は単なる経済対策ではありません。


今回、安城市では、このプレミアムお買い物券の取扱店舗には、"業種ごとの感染拡大予防ガイドラインの対策"を参加の必須絶条件にしてあります。

それに同時に、愛知県の「安全・安心宣言施設」への申請、登録も義務付け、更にはPRステッカーやポスターの掲示をすることも義務付けるなど、とにかく、感染防止対策を徹底することと、同時に利用者にも安心感を持ってもらえるようにしています。


それに利用者にも、愛知県がメッセージを発しているように、安城市としても

「飲食店等を利用する場合は、愛知県の安全・安心宣言施設のステッカーやポスターの表示店舗の利用」を呼びかけています。








また、利用者や取扱店には「接触確認アプリ(COCOA)」の利用を促し、商品券の販売時にはアプリのダウンロードに繋がるPRチラシも同時にお渡しするなどこのプレミアムお買い物券事業を通した普及啓発に取り組んでいます。


飲食店側も感染防止策とともに、テイクアウトやデリバリーを始め新しい生活様式に合わせた様々な知恵や工夫、努力をされています。


こうして、安城市では、このプレミアムお買い物を実施したことにより、小売店や飲食店などの感染防止対策が今まで以上に図られたことは間違いなく、また利用者の意識も高めるなど、結果として感染防止策が強化されています。


つまり、このプレミアムお買い物券事業は「感染防止策」にもなっているのです。


まさに「感染防止策」と「社会経済活動」を両立させた事業であります。


様々なご意見などはあるかとは思いますが、とにかく今大切なことは対策と生活との両立、コロナとの共存、そして持続可能な社会を知恵や工夫、努力しながら前向きに創っていくことだと思います。


批判や非難だけではなく、前向きで寛容でみんなで支え協力し合える、そんな新たな安城市を創っていければと思います。