「安城プレミアムお買物券 」の購入申込の受付が7月22日をもちまして終了いたしました。

7月20日時点での申込状況は以下のとおりで、最終的な申込はもう少し増えるかと思いますが、3種類全ての券種が販売総額を超えたため抽選となります。

飲食店券:22069冊申込/20000冊販売
商店券 :18965冊申込/15000冊販売
量販店券:33313冊申込/25000冊販売

まずはすべての券種が売れ残ることなく申込があったことを嬉しく思います。
関係各位のご尽力に敬意と感謝を申し上げます。

尚、取扱店舗を希望される事業者は、第一次の申込締切(6月29日)を延長して7月31日まで2次募集を行っています。

このプレミアお買い物券は新型コロナウイルス感染症の影響により"売上が減少した市内の飲食店や小売店等への支援"とともに、生活必需品の購入など"市民の生活支援"を図るもので、ひとことで言えば「経済対策」となります。

現在、新型コロナウイルスが第二波とも言える感染拡大が顕著に見られる中で、様々な心配する声も聞かれます。

ウイルスとの戦いが長期化する、また感染ゼロリスク社会がない中では、感染防止対策と社会経済活動のバランスを取った両立を図ること、ある意味新型コロナウイルスとの共生が求められていますが、
まさにこの事業はそうした両立を図ることができる事業でもあり、両立を図らないといけない事業でもあると思っています。

"買い物"は旅行とは性質が違いまさに日常生活、暮らしそのものであり、この限られた安城市内の地域で、生活や暮らしに必要な買い物を通じて、改めて、まさに基本的な感染防止対策や「新しい生活様式」の啓発、定着、また事業者には「業種ごとの感染拡大予防ガイドライン」の遵守などしっかりを図るべきであります。

こうした経済対策であるプレミアムお買い物を実施するにあたっては同時に感染防止対策も図るべきであります。

そうした意味でも、実は既にこのプレミアムお買い物券の"取扱店舗"には登録申込の"絶対条件"として

●新型コロナウイルス感染症拡大防止について
「業種ごとの感染拡大予防ガイドライン等に示されている対策を実施すること」
が義務付けられています。


繰り返しになりますが「絶対条件」になっています。

登録店舗(事業者)はこのプレミアムお買い物を申込ことにより、改めて、ガイドラインの遵守や徹底などを図ることになり、つまりは、何百店もの店舗(事業者)が感染防止対策を図ることになります。

これは非常に意味や意義があることであり、重要なことです。

私はこのガイドラインが絶対条件ならば、これを遵守、実施している店舗(事業者)は、今、愛知県が力を入れて取り組んでいる、感染防止対策に取り組む事業者を支援するため、感染防止対策として取り組む項目を届け出ていただいた施設に対して、愛知県独自のPRステッカー・ポスターを提供「安全・安心宣言施設」として応援し、これにより、感染拡大の防止と社会経済活動の維持の両立をめざしていますが、


ガイドライン遵守している店舗(事業者)はまず間違いなく、この基準をクリアし、PRステッカー・ポスターを取得することができると思いますので、この愛知県の取り組みへの申請も"絶対条件"として、ステッカーやポスターを掲示してもらうことも併せて実施すべきではないかと思っています。

愛知県では今、この「安全・安心宣言施設」の普及促進に力を入れており、今後は、昨日の大村知事の記者会見でも言われていましたし、他県の知事等も発言されていますが、

「こうしたステッカーやポスターが掲示してある店舗、施設等をご利用頂くようにして下さい」

「こうしたステッカーやポスターの掲示や、業種別に策定された感染拡大予防ガイドラインに基づく対応をされていない店舗、施設等を利用しないようにして下さい」

といった、方針、流れになるかと思います。

ちなみに、現在、愛知県下で今週月曜日時点で約2320の施設が申請、宣言しており、このうち安城市では飲食店やサービス業、事業所、公共施設など約50の施設が宣言しています。
(掲載希望施設のみ、受付順・毎週更新)

まだ、この宣言を絶対条件にすることについて安城市としての正式な方針は決まってはいませんが、恐らくそういった方向になるかと思いますし、それ以前に、ガイドラインを遵守されている店舗(事業者)は是非、自主的に宣言を、そしてステッカーやポスターの掲示をしていただけたらと思います。

尚、この宣言は飲食店や小売店等だけでなく、すべての事業所、施設を対象としています。
事実、現在、安城市もすべての公共施設ごとに申請をする予定をしています。

こうした取り組みは意識づけ、動機付けとなり、間違いなく感染防止対策となります。

実態としての感染防止対策とともに是非、申請、取得をお願いしたいと思います。

こうしてプレミアムお買い物券を実施するにあたり、取扱店舗(事業者)にはこうした感染防止対策を、
一方で市民(購入者、利用者)への感染防止対策としては、商品券の販売時に、

厚生労働省が開発しました「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」

のチラシなどを配布するなど、このアプリの利用、普及促進を図るべきだと思っています。

こうして、経済対策としてのプレミアムお買い物券事業とうまく関連づけて、同時に市民や事業者に向けての感染防止対策を図るべきだと思います。

こうしたことを所管課である商工課には申し入れていますが、市としてどこまで本気で感染防止対策を図るのかが問われるかと思います。

このプレミアムお買い物券事業で経済対策とともに、これを機会に市民も事業者も感染防止対策が図れるとともに、ひとりひとりが更に感染防止に対して意識が高まる、定着することを願っています。

そして何より、これ以上感染が拡大しないこと、そしてこの事業が開始される8月13日に大きな問題なくスタートできることを願っています。