市役所に行きました。
祝日の今日は閉庁しています⋯。

残念ながら、安城市役所ではこのGWはカレンダー通りに閉庁し5連休としました。

私は前々からこうした緊急事態、非常事態でもあり、困っている方々もいることから、職員の休みは取りつつも、市役所としてはいつでも市民が頼れるように、無休化にして開庁するべきだと市側にも強く申し上げてきましたが、力足らず、残念ながら結局、GWは通常のように閉庁になってしまいました。
本当にこうした時に議員として自分の無力感を感じるとともに申し訳ない気持ちになります。

ただ、口うるさく言ったせいか、せめてもと考えてくれたのか、今、市民が特に問い合わせや相談等するであろう、"新型コロナや危機管理"、"特別定額給付金"、"生活資金の貸付"、"休業要請や協力金"については電話相談窓口を設けています。

本意ではないものの、せめてもとご理解を頂けたらと思います。
https://www.city.anjo.aichi.jp/kurasu/todokede/covid-19gw-denwasodan.html

毎日、数件であっても電話相談や問い合わせなどはあるみたいなので、こうした電話相談窓口でもあってよかったかと思います。

昨日は国(政府)の対策本部が開催され、「緊急事態宣言の延長」が決まりました。
愛知県もその日のうち夜7時から県の対策本部が開催し、国の決定を受けて、愛知県としての様々な方針や対策を決めました。

本来なら今日、安城市の対策本部を開催して、緊急事態宣言が延長されたことや5/7以降の対策や対応について協議や情報共有、方針にどを協議するのがある意味、本来あるべき姿であり普通の姿です。
少なくとも今日がGWや祝休日でなく平日であれば、間違いなく開催されていたかと思います。
それがGW、祝休日だから開催されないとなれば本末転倒、災害対策はカレンダーに合わせるものではありません。

市役所を開庁しないこと以上に、そもそもの危機意識や姿勢、思考に問題があると言わざるを得ません。

市民に対して申し訳なく思うとともに、最近、私自身が必要以上に過度に危機意識を持ち過ぎなのか、果たして市民自身もそこまで求めているのか、求めていないのではないかと、よくわからなくなる時があるのも正直なところです⋯。
最後は市民が求めていないなら、そこは私も飲み込むしかありません⋯。

ただ一方でひとりひとりの職員は優秀であり、がんばってくれています。
職員の裁量でできることは、理解してくれ、できる限りの協力してくれています。

今日も協力金の申請期間について、少しでも早く申請、給付ができるようにと協議し、申請期間が早くなりました。
ホームページもすぐに変えてくれました。

小さなことからもしれませんが、困っている人からすればこの数日、1日でも早く給付できるようにすることは事業や生活に直結する大きなことなのです。

今日はそんな休日出勤をしてる職員の労をねぎいながら、今の様々な状況と情報交換、そしてこうしたことなどを申し入れてきました。

ひとりひとりの職員の能力は優秀であり、そして勤勉で意欲や想いがあるにも関わらず、それが安城市役所として組織としてうまく機能していないことが最大の問題かもしれません。

これは言い換えば、市長を始め私たち議会も含めて政治の責任そのものです。

私なりにやれること、やるべきことはやってるつもりですが、なかなか大きな成果、結果を残せていないことに、力不足を感じるとともに、政治に身を置くひとりとして本当に申し訳なく思っています。

ただ、かと言って、投げやりにも、捨て鉢にもましてや諦めたりするつもりは全くありません。

力不足なら、申し訳ないと思うならば、だったら今まで以上に動くのみ、より一生懸命がんばるのみです。

とにかく引き続き、議員として、一人の市民として、今、自分にできることをやるのみです。