昨日行われました、愛知県から安城市議会に対して、東横インでの軽症者等を受け入れついての「説明会」の概要です。


余談⁉︎ですが、説明した県の職員から"永田議員のブログを拝見しました"と様々なお詫びと共に言われました。


私自身、SNSなどへの投稿はまずは市民の皆さまへの情報発信、提供を一番の目的として行っていますが、同時に職員等関係者もよく見ていると聞きますので、こうした方々への危機感や緊張感、渇を与える意味も含めたメッセージとして発しています。


そうした意味では県にも届いててよかったです。



【質問への回答などからわかったこと】


現在安城の東横インに入所されているのは「3名」

但し、今は基本、入所人数の情報公開はしていない。

(余談だが夜にホテルの3階以上の客室の灯を見ると入所者がわかる)


東浦の施設1ヶ所の時は入所人数は公開されていた。

安城と東浦でそれぞれ入所人数はわかるようするべき。



東浦での入所者の強引な退所の再発防止策は、入所者が勝手に出ることがないよう、患者用入口は患者の入出時しか開けない。

ホテルの入口に24時間職員を配置。

安城警察署にも巡回など必要な警備の協力


一般職員ではなく専門の警備の強化が必要


陰性となって退所した後の寄り道について、陰性となって退所した後は、基本的には当人の行動を制限することはできませんが、退所する際、万一のため、陰性後も2週間程度、通常の生活を行いつつ、御自身で経過を見ていただくように依頼している。


陰性判定後でも、また再陽性になるケースが全国的にもみられることから、退職時においてもホテルから自宅に戻る時も、入所時と同じように「絶対に寄り道をしない」ことを徹底してほしい。

特に退所後は隔離後の開放感や完治と勘違いなどから寄り道などしやすい気持ちになりがちだから徹底が必要。



ホテルの借り上げの予算は「令和33月まで計上してある」

最終的にいつまで入所施設が開設されるかは、入院医療の提供に支障がなくなれば、基本的には宿泊施設は順次廃止されるものと考えますが、将来の見通しに不確定なことも多く、現時点において、確かな方向性をお示しできない。


しばらく感染者はゼロにならない。

つまり1年単位の長い期間の継続が予測される。そうしたことも含めて、"正直に"ある程度の期間がかかることと、県の長期的な方針はきちんと示すべき。




【今回は回答は無かったが、私から特に強く申し入れたこと】

後日でもいいから明確な回答を求める



とにかく出せる情報はすべて出す、隠さない。聞かれたことは誤魔化さずに真正面から正直に言う。

など積極的な情報公開、発信、提供すること。


入所者の脱出など不足の事態が生じた時などに、11秒でもとにかく早く迅速に地域住民、市や関係者、市民に連絡や情報が届くように「緊急連絡体制」をしっかりつくること。これは絶対条件。

安城市役所も含めて協議するとのこと。


この東横インでの受け入れに対して、地域住民や関係者をはじめ市民がすぐに、質問や意見などを言えたり、聞ける「専用の窓口(電話)」を設け、市民へ周知、告知すること。


今は最大110名受け入れることになっているが「110名も受け入れるべきではない!」

感覚や主観にはなるが、仮に感染者が増え110名マックスが入所した場合、警備や秩序が保てるか、また医療体制も含めて、入所施設としての適正人数を明らかにオーバーしていると思われる。

半分以下にしてほしい。

早く3ヶ所目となる次なる入所施設を開設して、地域や入所者のバランスをとるべき。


開設期間の今の計画、見込みなどと、感染収束時の方針を正直に示すと共に、1日も早くこの入所施設を閉めることができるようにすること。



今回の東横イン三河安城での入所療養施設は、以前の岡崎市での"藤田医科大岡崎医療センター"の時とは違い、入所者が軽快して退所しても、また新たな軽症者が発生すれば新たな入所者を受け入れるなど、つまり、しばらく感染ゼロがない状況が続く中で、現時点では"終わりが見えない"長期的なものになるということです。


それが長い期間となれば、その分よりこうした気持ちが強くなるのは当然のことです。

この不安や心配は絶対になくなりません。


また、こうした軽症者の入所療法施設は今の感染状況や何より医療崩壊を起こさない為には絶対に必要なものだと理解しています。

そしてどこかでこうした施設を引き受けていかなければならないこともわかっています。


それは地元の方も同じ気持ちだと思います。


ただ、ただ、やはり、それが近くに、日常の生活圏にあるのは、不安や心配になるのです。

それも当然の、当たり前の気持ちです。


いくら愛知県が万全な体制を整えたとしても、県が大丈夫だと言ったとしても、地元の方からすれば「不安や心配」がなくなるものではありません。



ただ、少しでも軽減、和らげることはできますし、最大限こうした不安や心配な気持ちに寄り添い、不安や心配を最小限にできるように、最大限の具体的な対策と、姿勢を持つ必要があるのです。



だからこそ、だからこそ、

まずは、この東横インの入所者から感染が広がらない感染拡大防止策を徹底する絶対的"安全"の確保。


そして、緊急連絡体制や相談窓口、情報公開・発信・提供などの体制強化とともに、地元住民の不安や心配に真摯に寄り添う、耳を傾ける姿勢や気持ちなど"安心"を与えられるようにすること、その為に信頼関係を構築することが重要なんです。




安城市も

"愛知県がやってることだからとか"


"愛知県がこう言っています"


という姿勢ではなくて、


安城市として、

こうした地元住民、安城市民の不安や心配、声に寄り添い、耳を傾けて


安城市として、

こうするべき、こうあるべきと、県に対して強く申し入れる強い姿勢や思いが、


何より"市民の生命と健康、生活を守る"

という強い姿勢を持つことが必要なんです。


とにかく、私は私で、まずは、先程のことを県に申し入れ、そしてそうしてもらえるに務めていきたいと思います