市に対する各種対応、対策に関する要請を考えています。

こんなことは休みに関係なく、また机に向かって考えることではなく、今は24時間、無休で考えること。
つまり感染拡大状況や市民の不安や心配など声なき声も含めて耳を傾け寄り添い、また様々な情報収集をする中で常に危機感、感性、感覚、アンテナの感度を高める中で、気づく、湧き出るものです。

そして対応、対策も感性拡大状況やフェーズによって変わってくるし、同時に新たな必要な対策や支援が常に生じているということです。

私自身、第1弾の3月10日前後からほぼ毎週のように対応、対策案をまとめ、先週の第4弾まで今までに大小含めて100を超える要望、要請を行い、それを議会の対策会議として市側に提出しています。
(最近では他市の議員さんからも参考にされるようになってきました。)


数が多ければいいものとは決して思っていませんし、それに要請したもの全ての実施や全く同じことを求めているわけではありません。

ひとつには第一弾を提出した同時は市側も議会側もまだ危機感や緊張感が低かったですが、そうした方にまず、危機感や緊張感を与えることと、そして姿勢から具体的な対策まで示すことにより、市役所の各部署にこうした支援や対策があるんだと気づかせることが重要だと思っていました。

私たちの案から新たな気づきや発想を得て、それを行政のプロである職員がよりブラッシュアップしてより案にしてくれればいいと思っています。

私たち議会が要請したことや行政が気づき発案した各対応、支援策で少しでも「市民の生命と健康、生活」が守られることができるならば、それは大きな意味があります。

間違いなく意味や意義があり、逆に言えば私たちはそうした「責任・使命」があると、そうした揺らぎのない信念で動いています。

実際にこうした要請から実施されたこと、そして市役所全体の危機感、緊張感が高くなったのは事実です。

私たち地方議員は一番市民に近い存在です。

一番近い存在だからこそ、様々な声や雰囲気や空気感を感じとることができるし、そうした市民の声や不安や心配に寄り添うべきです。

そして国ではできないような、また国からこぼれ落ちているような、市独自の、市ならではの、より市民や生活に密着したよりきめ細やかな支援があるはずだし、できるはずだし、すべきだと思っています。

感染拡大状況やフェーズで要請内容が変わるのは当然ですが、今までの要請を振り返ると、実施したものや今更行政が気付いてくれたこと、今はその段階にないなど、たった1ヶ月の間にフェーズが大きく変わっているのを実感します。

来週には第5弾を提出する予定です。

市議会でできることなんてない、やってもしょうがない、市役所に任せておけばいい、国や県に任せておけばいい、なんてこと平気で言う議員もいます。

政治の最大の責務は市民の「生命、財産、自由を守ること」です。

それは国会議員だけの責任や求められていることではなく地方議員も同じです。

そして前例にない緊急時だからこそ、平時より政治の責任、役割が大きくなり、市民に近い存在だからこそ、より地方議員の責任、役割が大きくなり、求められています。

本来、今こそ、地方議会がその役割、責任、力を発揮するときです。


何か動いたり、何かを具体的に提案すれば、内外から賛否、批判や非難も含めて様々な声があります。
もちろん温かいありがたい声もあります。

ただ、私自身、こうしたことを始め少しでも市民の生命と健康、そして生活を守ることに間違いなく繋がると信じて、そして守るという責任感、使命感をより強くして進みます。