今日は新型コロナウイルス対策の緊急提言
第三弾をまとめ、まずは議長(議会対策委員長)に提出をしてきました。

まず、これまでもそうですが対応、対策の基本方針、姿勢は
「健康リスク」感染拡大防止、医療崩壊対策など
「経済リスク」生活支援、事業継続、景気対策など
「社会心理的リスク」人権、いじめ、風評被害など

こうしたリスクからとにかく市民の
「命を守る」「ひとりも死なせない」
です。

そうした信念や責任感のもとで対応、対策にあたっています。

感染拡大防止ではとにかく市民ひとりひとりがとるべき行動を理解できるように、あらゆる媒体・手段・機会を使い正確で分かりやすく、かつ状況の変化に即応した情報提供や呼びかけ、注意喚起を行い、行動変容に資する啓発を進め、冷静な対応をお願いするように市独自のメッセージの発信や情報提供・共有を行うこと。
これはもう当初から徹底して提言し、徐々に図られてきつつあります。

地域の医療機関等とより一層、連絡や情報共有を密接に図り、医療現場が求める安全衛生上の人的、財政的、物資的などあらゆる支援に応えるとともに、市民に対して医療現場からの必要な情報提供、呼びかけを行うなど医療現場を支え、医療崩壊を起こさないあらゆる対応、対策を講じること。

感染拡大時などに混乱が起きないように、医療機関の正しい受診方法や医療提供や医療提供体制についても広く市民や医療関係者に情報提供・発信や呼びかけなど周知を図ること

公共施設や公的機関から感染させないよう、感染源ならないようにそこに従事する人・事業者にも市や市の職員に準じた対応・対策(検温、行動履歴など)の周知徹底を図るとともにマスクや消毒液など必要な安全衛生用品の支給も途切れることなく行うこと。

「味覚や嗅覚の異常」も初期症状や疑われる症状として扱い「発熱などかぜ症状」と同様に出社や登校、外出の控え、人との接触を避けるようすること

生活支援、経済対策では
国が実施している「生活福祉資金制度」における緊急小口が20万円、総合支援資金で最大 20 万円×3 ヶ月ですが、まず、現状の感染や経済状況から長期的な支援が必要と予測される、そして総合支援資金が使い勝手が悪いなどから、小口20万円の貸付を数ヶ月継続・連続(横だし)して、貸付れるようにして、少し先までの生活を支えられるようにまた安心感を与えることができるようにすることを検討

コロナの影響により収入減や支払いが困難になった方などへの公共料金、税金、社会保険料、市営住宅などの支払いの猶予

地元経済対策並びに感染拡大防止策として、飲食などの持ち帰りや宅配(デリバリ)を実施する飲食店等に人件費や備品購入費等かかる経費を補助する制度を検討


そして、子どもたちの命や健康、教育を守ることについては、

まず、学校の再開にあたっては、不安や心配を抱えるご家庭もあることから、子どもの命と健康を最優先とし

「休ませたいご家庭には休むことができるような選択や自由を与えることとし、無理に登校をさせることがないようすること」

またその際には欠席しても欠席日数に含まない出席停止と同じ扱いをすること。

を再開する上での重要事項としてその旨は学校再開前には保護者へ周知徹底を図ること。

また、東京など他地域において「緊急事態宣言」が発令された場合は対象地域でなくても臨時休校にすること。

子どもたちが祖父母をはじめ、高齢者などと触れ合う機会を控えるように、正しい知識・教育ととも促すこと。

経済対策並びに当面は不安定な学校生活を送ることから、収束するまでの当面の期間は「学校給食の無料化」の検討を行うこと。

など38項目の第3弾の緊急提言を行いました。

この中でも、特に来週からの学校再開にあたっては多くの子どもや保護者が不安や心配をかかえているかと思います。

現状の愛知県においては、愛知県の感染発生状況や先日の専門家会議の見解などから休校にする明確なエビデンスがないのも事実であり、こうしたことから知事や市長が再開を決断したかとは思いますし、これをなかなか止めることまではできませんが、

ただ、最低限の、行かないことを選択できる、そして欠席扱いしない、このことは何とか教育委員会には理解頂き、そうなる方向で調整中です。
これは非常に大きなことだと思います。

今日提出した提言、要望が迅速に実行されることを強く更に求めていきたいと思います。