安城更生病院新棟建築及び本棟改修起工式に福祉環境常任委員長として市議会を代表して出席しました。


全国的には団塊の世代が後期高齢者となり医療介護費需要や社会保障費の高騰をもたらす2025年問題が言われていますが、この地域における医療介護需要が頂点を迎える時期は2035年から2040年頃であり「2040年問題」として医療介護を巡る様々な課題に向き合っていく必要が求められています。


こうした状況の中で安城更生病院としても2040年を見据えた高機能病院に進化発展を目指すべく「発展的再構築プロジェクト」として高度急性期医療の対応強化、がん診療の充実など必要な機能の確保と充実を図り、更なる機能強化を図るべく新棟の建設を行うことになりいよいよこの11月から工事が始まります。


市民病院を持たない安城市にとっては、こうした基幹病院があること、そしてこうしてより高度で質が高い医療の提供など発展的再構築を図っていただける事は市民の生命身体や健康を守る、安全安心を与えるなど本当にありがたく心強いことでもあります。


今日は病院関係者を始めとする関係者が一堂に会して起工式が挙行されました。


総工費は約110億円、2021年(令和3年)10月完成、11月稼働の予定です。


安城市としても安城更生病院や八千代病院の移転や改修時同様に財政面、医療体制面でもしっかり支援、サポートとしていく予定です。


まずは工事が無事安全に行われますと共に、新棟完成により高度で質が高い医療が提供され安城市民の命や健康がより守られること、そしてより誇れる安城更生病院になることを祈念してきました。