1030日に二本木町にオープンします安城発、安城初の「保護猫ホーム&カフェねこらぼ」のプレオープン(内覧会)に行きました。


こちらのねこカフェはいわゆるイメージする普通のねこカフェとは少し違って「譲渡型ねこカフェ」と「保護猫ホーム」を兼ねた「ねこの支援施設」となっています。


オーナーの山本さんが、不幸な野良猫を無くそうと自身が立ち上げ代表を務める「NPO法人地域ねこの会」の活動を通じて、猫で困っている人をもっと支援し、この活動を持続していく為の拠点を作ろうと大きな志や想いのもとでこの保護猫ホームを兼ねた譲渡型猫カフェをオープンさせました。


店舗は、自身の自宅を改装し、改装費用や設備費など800万円近くの費用がかかり、そのうち700万円を自己資金で用意し、残りはグラウンドファンディングにより全国からのご支援により、並々ならぬ努力や苦労を重ねる中でこうして実現に至りました。


この施設により、譲渡型猫カフェでは今まで1回、3時間だけだった譲渡会が毎日できるようになり、より保護猫たちと触れ合える機会が増えマッチングの回数も増え、譲渡が進みます。


保護ねこホームでは旅行、出張、入院やまた諸事情で自宅で飼えなくなってしまった猫を飼い主さんに代わってねこらぼが「猫シッター」「あずかり」「ひきとり」を行い飼育します。希望があれば新しい飼い主へのマッチングもします。


他にもの飼い主さんの交流の場や、飼い方教室、猫のイベントなど、活動の幅を広げることができます。


こうしたとにかく、猫と人を助ける仕組み、猫で困らない仕組みづくりの様々なニーズ、課題に対応した拠点としていくとのことです。


そして、ホーム、カフェの収益を住民主導の地域ねこ活動費にあてるなど持続可能な仕組みを創っていきます。


更にはスタッフは地域ねこの会のメンバーを中心に運営しますが、また障がい者の就労支援事業所と協働して、就労を目指す障がい者や若者に掃除や猫のブラッシングなど、就労支援も行うなど、とにかく、社会性、公益性も高く、地域に必要な施設であり、何より大きな志や想いによりオープンされた施設です。

まさに、安城市に必要であり、同時にありがたい施設だと思います。


是非、猫について相談、お困りごとがある方はこうした場所があることを知って頂けたらと思いますし、また、純粋に、単純に猫ちゃんに触れ合いたい方は猫カフェとしてご利用してみてはと思います。

https://anjocat.org/jyotokai/