今年8月に発覚し、9月議会でも指摘や提言しましか「青少年の家における、自動販売機売上金の不適切な会計処理」について。
活動実態、実績のない「架空の民間団体」により自動販売機の売上げ金を正式、正規な安城市の収入に入れることなく、また正式、正規な支出の仕方ではなく使用、会計処理してという問題。
ひとつの大きな改善、対策として、「入札」による自動販売機の設置にすべきと提言してきましたが、早速、9月中には入札を実施し、今日10月1日から新たな自販機業者との契約により新しい自動販売機が設置されました。
入札結果、年間約333000円で落札されました。
つまり安城市に自動販売機を設置することによりこれだけの金額が入ることになります。
安城市の収支という点で今までと比較すれば、今までは民間団体から使用料として約2万円が安城市に支払われていましたが、これが約33万円と約31万円も安城市の歳入が増えたことになります。
自販機の売上げ金(利益)だけ見ても今まで民間団体が年間約20万円の利益を得ていましたが、それと比較しても約13万円の増収になります。
入札にしたことで、安城市として自主財源の確保に繋がりましたし、何より透明で公正公平、そして適切な処理ができるようになりました。
思っていた以上の効果があったものと思いますし、そもそも青少年の家に関しては最初からこうすべきだったことかと思います。
自動販売機のことはあってはからないことだし反省は必要ですが、こうして改善がスピーディに図られたことは評価しています。
そして最も大切なことは、この反省の中でより、信頼信用され親しみや使いやすい青少年の家の運営に務めることだと思います。
今日、10月1日が単に自動販売機が新しいなるだけでなく、新たな気持ち、意識で新しいこれからの青少年の家に生まれ変わる日になることを願い期待しています。