少し前ですが、アルティメットの日本代表選手として世界大会に出場する2人の安城の選手の市長表敬訪問に同席しました。


7月23日から中国の上海で開催されます「WFDF2019アジア・オセアニアアルティメット&ガッツ選手権大会」に出場する「飯島加奈」選手


7月13日からドイツのハイデルベルクで開催されます「WFDF2019世界U-24アルティメット選手権大会」に出場する「加藤雄大」選手


このふたりの日本代表選手が世界に挑みます。


飯島さんはこれで4回目の代表としての世界大会になります。

飯島さんは安祥中学校、安城東高校の卒業生。

ある意味地元であり、歳はかなり離れていますが、中高の後輩でもあり、そうした意味でも親近感が湧きますし、こうした世界で活躍する後輩がいることを誇りに思います。


静岡大学入学後にアルティメットと出会い、持ち前の運動能力、バスケットボールで培った体力やセンス、そして努力や練習など重ねるなかで頭角を現して、大学時代を当時の弱小校を勝てるチームに変えるなどチームを牽引するほど活躍、卒業後もクラブチームで続け、この間に日本代表選手の常連選手にまでなりました。


ちなみに、高校時代も大学も理系でいわゆる理系女子の「リケジョ」

今は食品関係の会社に勤めて、技術者研究者として主に「味噌」作りなどに携わってるとか。

仕事で「味噌作り」の出前講座もするらしいそんな横顔のある選手でもあります。


加藤雄大くんは昨年のU-20での代表選手に続き、今年は上部カテゴリーのU-24での日本代表選出。


加藤雄大くんは南中から中京大中京高校に進み、現在は中京大学2年生で中京大学のアルティメット部に所属しています。

特に加藤雄大くんとは縁が深く、というか、加藤くんは中京大中京高校時代は硬式野球部に所属。

つまりは娘とのチームメイトです。

息子のような存在でもあります。


中京大中京野球部のハイレベルな競争の中、最後の大会でベンチ入りを果たすことはできませんでしたが、それでも中京大中京高校野球部で3年間、厳しい練習に耐え努力を重ね最後まで共にがんばってきました。


野球部引退後にアルティメットと出会い、これからはこれに打ち込もう!と決め、そこからはまた猛練習を積み、持ち前の身体能力の高さ、運動神経の良さ、中京大中京野球部での3年間を生かし、そしてその後の努力や練習で、アルティメットで頭角を現し、大学でも更に成長、上達する中で代表選考でも結果を残し選考されました。


アルティメットはまだまだ日本では競技人口も少なく認知度も高くないかもしれません。


それでも世界的に見れば、オリンピックの補完的な意味をもって行われる非オリンピック種目の国際総合競技大会「ワールドゲームズ」の公式種目であり、オリンピック同様に国際大会が開催され、世界トップレベルの真剣勝負が繰り広げられています。


また、オリンピックの追加種目にとIOCに申請するなど、オリンピック種目を目指しており、2020年東京オリンピックの次の次の大会、2028年ロサンゼルスオリンピックでは、アルティメットの発祥の地がアメリカということもあり、追加種目として、オリンピック種目になる可能性もあるスポーツです。


2028年ロサンゼルスオリンピックではオリンピック種目にそしてオリンピック選手が誕生することを夢見ながら飯島さん、加藤くんの今大会の活躍と今後の活躍を応援いていきたいと思います。


是非、おふたりにはこの世界大会でも活躍して多くの方に希望や力を与え、そして同時にまだまだマイナースポーツなこのアルティメットの素晴らしさなどを広めてほしいと願います。


がんばれ!!

飯島加奈さん!

加藤雄大くん!