選手も大人も涙した感動の勝利!
MLB CUP 2018 東海大会、わが安城リトルリーグマイナー(小学5年生以下)
今日の1試合目を勝利して迎えた準決勝。
対戦相手は優勝候補の一角「浜松南リトル」さん。
ともにこの準決勝までの試合を2桁得点、無失点で勝ち上がってきたチーム同士の対戦です。
試合は予想通り、力通りの、両チーム、投手を中心に堅実な守りの締まった試合展開。
安城リトルは毎回のように得点圏にランナーを背負い再三ピンチを迎えますが、ピッチャーの國立選手のここ1番の気迫のピッチングと全野手のファインプレーやミスのない堅実な守備、まさに全員野球で無失点に抑え続けました。
一方相手ピッチャーの好投の前になかなかヒットが出ず、チャンスすらなかなか作れない安城リトル。
「0対0」のまま試合が進む、まさに緊張感溢れる、手に汗握る大接戦。
そして試合は規定回で決着つかず「0対0」のまま、緊張感そのままに延長戦へ。
そして延長7回表もツーアウト2.3塁の大ピンチも気迫の投球、堅実な守備でピンチをしのぎ0点で抑えて、迎えた7回の裏、安城リトルの攻撃。
ワンアウトからこの試合、チーム2本目のヒットを放ち、その後ランナーを2塁まで進め、この試合初めての得点圏までランナーを進め、サヨナラ勝ちの大チャンス。
バッターはこの試合7回まで相手を気持ちのピッチングで0点に抑えてきたピッチャーの「國立和之将」
仲間の想いをバットに乗せて、見事、サヨナラタイムリーヒット!!
感動、涙の勝利の瞬間でした!
再三のピンチをしのぎながら厳しい試合展開の中で、唯一のチャンスを、ピンチをしのいできたピッチャー國立選手が自ら決めたことへ、チームメイトとこの試合を選手と同じ気持ち、想いで見守り応援してきた父母などすべての選手、大人が感動、喜びの涙を流しました。
去年のこのMLBカップは決勝戦、最終回に逆転されて敗れての準優勝。
悔し涙の準優勝でしたが、最終回最後のマウンドに立っていたのが、この國立選手。
誰よりも1番の悔し涙を流していました。
その昨年1番の悔し涙を流した國立選手が活躍して嬉し涙を流しての勝利。
そうした昨年からのこともあり、より一層の感動や喜びの涙をみんなで流しました。
私も久しぶりに野球で涙しました。
こんな感動した試合に立ち会えたことを、本当に子どもたちに感謝したいと思います。
本当にいい試合、感動の瞬間を観させてもらえました。
とは言え、今日はまだ準決勝です。
明日、決勝戦を迎えます。
ここまできたら、もちろん、めざすは「優勝」ただひとつ。
今日のことはまずはひとつ区切りをつけ、気持ちを切り替えて、でも自信や勢いはそのままに明日の決勝戦に向かいます。
子どもたちの誇らしげな姿。
子どもたちの視線ももう明日の決勝戦に向いています。
あすの決勝戦もこの勢いをそのままに、何として勝利して、初優勝を、そして全国大会への切符を手にしてほしいと思います。
選手たちと共にある意味選手以上に、深川監督が涙を流していたのがまたみんなの涙を誘いました。
明日もまた子どもたちと深川監督の涙がみたいです。
明日は優勝を果たし、またみんなで喜びと感動の涙を流したいと思います。