今日は夕方から「KANPAI ANJO」のキックオフイベントが開催されました。


昨年12月に安城市議会において、議員提案条例として、安城にゆかりのある飲み物を用いた乾杯の習慣を広める「安城の豊かな水と大地の恵みに感謝し、乾杯する条例」(通称:乾杯条例」が可決され、令和のスタートと同時の51日から施行されました。


この条例の趣旨を内外に広め、安城の飲食業界や観光の活性化に活かしていこうと開かれたキックオフイベントです。


条例の趣旨をもう少し述べると、乾杯は酒類に限らず安城にゆかりのあるお茶なども含まれますし、また乾杯だけに限らず、安城にゆかりのある農産物や食材を使用した料理や郷土料理などに舌鼓を打つことで地産地消を推進するなど地元の農業や食文化の振興を図る意味も含まれています。


また、乾杯の意味も宴席に限らず会議や家族での食事会、催しなどの始まる意味として、食を通して市民の皆さまがより一層絆を深め、健やかで幸せな地域になることも願い制定された条例です。


つまりは食、農業を通して街の活性と郷土愛や家族愛を育もうとするものです。


今日のキックオフイベントでは安城芸妓衆による演舞から始まり、鏡開き、お酒のふるまい、安城の農産物、特産物の販売などが行われました。


またこの条例の趣旨を広め活性化を図る為に、“乾杯読本”を作成したり、市内の協力飲食店を巡る「酒(しゅ)タンプラリー」を企画したり、“乾杯オリジナル掛け声”を市民から募集したりといろいろと企画もしています。

今日のイベントでは“乾杯の掛け声”のお披露目もあり、

「飲もまい、Anjoy!」 

(のもまい、あんじょーい!)

と発表がありました。


この条例の趣旨が市民、市内に広がり、食や農、街の活性化に繋がると共に郷土愛や家族や仲間との絆が深まることを願っています。