スウェーデン最大の社員25000人の障害就労支援企業「サムハル」のCEOモニカさんを始めてとするメンバーが、刈谷市に本部があり、安城にも事業所があります障がい者福祉サービス事業所「NPO法人くるくる」さんの招待で来日中。


サムハルは約2万5000人いる従業員の内、90%の2万2000人強が障害者という世界的に見ても最大な障害者就労支援企業。


「障害者のためにもきちんとした仕事を提供し、社会を支える側のメンバーにする」という理念のもと、政府が1980年、100%出資して設立した会社です。


日本でいう「障害者就労継続支援A型事業所 」と「障害者就労移行支援事業所」を合わせたようか会社です。


日本の各地の優れた障害者就労支援事業所を視察に回る中で、今日は友人が経営し顧問を務めています「障害者就労継続支援A型事業所 NMCワークスグループ」に視察にお越しになられましたので私も同席しました。


全国的には「障害者就労継続支援A型事業所」は事業形態の不正や問題、制度改正などから、事業所が閉鎖、減少傾向にあり、社会問題化している中でもこの事業所は健全な理念、経営のもと、きちんと仕事(作業)で賃金を生み出し給料を払い、確実に着実に障害者雇用を増やしている真の障害者雇用型企業として発展、成長をなしています。


全国的にみてもA型事業所のモデル事業所だと思っています。


サムハルさんがNMCグループから何かを感じとって頂けたら嬉しく思いますし、逆にこちらも知恵やアイデアなどを得れればと思います。


就労する、働くことは、障害のある人が地域で自立した生活を送る為に収入を得る為に必要不可欠ですし、また就労することで生活のリズムややりがいを持ったり、また人と触れ合うことでコミュニケーションや社会参加、生きがいにもつながる、自己実現や社会の一員としての自信や誇りが持てるなど、就労支援はまさに最も重要な障害者施策だと思っています。