今年新たに開催されました、小学生フットベースボールの大会「A1カップ」が開催され、応援に行きました。


安城市では毎年8月に子ども会主催で開催される、各小学校区の大会を勝ち抜いたチームが出場する「中央大会」が開催されます。

子どもたちはこの中央大会に出場することを大きな目標とし、練習、努力を重ねて学区大会を勝ち抜いてきます。

そうした子どもたちからすれば、学区大会優勝、そして中央大会出場することは悲願であり喜びです。


ところは今年は記録的猛暑で熱射病や熱中症など子どもたちの安全や健康を考慮し、今年は中止になってしまいました。


中止に賛同する方もいれば、8月開催の中止はやむを得ないがせめて延期を求める声など様々だったと聞いています。

共に子どものことを考えてのこと。

今年に関してはやむを得ないのかもしれません。


ただそんな中で、努力や練習を重ねて悲願だった地区大会優勝、中央大会出場を果たし、涙して喜んだそんな子どもたちの想いに応えたい、子どもたちの活躍の場を創りたい、と、熱い想いを持った子ども会関係者や保護者たちが立ち上がり、声を掛け合い集まり、中央大会に変わる大会としてこの「A1カップ」を新たな立ち上げ開催することを決めました。



一旦中止になった後だけにチームが解散状態だったり子ども会の役員や指導体制や他の予定などから全チームの出場は難しかったですが、それでも全21小学校区中それぞれ約2/3の約14チームが参加できたとのこと。


初めてのものを立ち上げ、作り上げる、それを短期間のうちで決め、実行するのは、本当に大変なこと。

並々ならぬご苦労があったかと思います。


子どもたちの努力やがんばり、そして喜ぶ姿を見てきた大人たちが、子どもたちを想い子どもたちの為に開催した、本気の大人、熱い大人が開催した本当に素敵な大会です。

かっこいい大人の姿です。


しかも本来は昨日から開催予定でしたが、昨日は雨天の為、今日へ順延。

順延された今日も昨夜からの雨で朝のグランドは水浸し。

ある意味昨日より酷く、本来なら開催できないほど。


ただ、今日開催できないと“中止”になってしまいます。

ここでも子どもたちを想う本気の大人たちが、なんとしてでも楽しみに子どもたちの為に開催させたい!と早朝からグランドの水取りから準備を始めました。


そんな自分たちの為に動いてくれてる本気の大人の姿が、子どもたちも響き、子どもたちも率先して、グランドの水取りや整備を始めました。


子どもたちの為に本気で動く大人。

そんな大人たちの想いが伝わり、自ら動きだす子どもたち。 

本当に感動的な光景でした。






大変だったとは思いますが、またひとつこの大会の意義や価値があがったと思います。


試合も何とか開催することができ、みんな嬉しいそうに、楽しみながらも真剣にプレーしていました。


いろんな大変な状況、いろんな想いの中で開催されますこの「A1カップ」

本当に意味や意義、価値のある大会になったかと思います。


子どもたちは開催できたことに喜び。


大人たちもそんな子どもたちの喜ぶ姿、活躍する姿を見て喜び。


同時に子どもたちの為に行動したこと、新しいことに挑戦して開催できたことに自分自身に自信や誇りを持ち、そしてその自信や誇りはこれからに必ず生きてきます。


何より自分たちの事を真剣に想い、守り力になってくれる、そんな熱い本気の大人たちが身近にいると子どもたちが知ることができ、これから子どもたちが地域で成長していく中で、大きな安心感に繋がり、そんな大人な姿を道標にすることにも繋がるかと思います。


こうしたたくさんの意味や意義、価値や効果があったかと思います。


本気の大人たちの姿、感動しました。