昨夜は私が安城東高校野球部時代の監督で大変お世話になりました「渡会芳久」先生が、100回全国高校野球選手権記念大会の一環で高校野球の育成に貢献した人をたたえる「功労者表彰」を高野連から表彰され、それを記念した「東高校野球部OB会」が開催され出席しました。


https://www.asahi.com/sp/articles/ASL5T5DW3L5TOIPE00X.html



渡会先生は2009年から愛知県高野連の理事長を務められ、中京大中京が甲子園で優勝した時の愛知県高野連の理事長です。

また安城東高校の次の赴任先、西尾東高校の監督時代には中日ドラゴンズの岩瀬投手を指導しました。


安城東高校で13年、その後の西尾東高校でも17年野球部監督を務められ、野球の指導と共に人間教育、人間形成を重視した指導、教育をなされてきました。

厳しい中にも温かさのある監督であり、多くの実績と共に多くの教え子に慕われる監督でした。

また常に勝利以上に全ての高校球児や高校野球全体の将来や発展を考えられ、だからこそか愛知県高野連の理事長にまで就任され、愛知県高校野球の発展に大きく寄与されこの度の表彰があるかと思います。


私個人的にも、当時野球がそんなに上手でもなく、また中学校時代は補欠選手だった私を、私の野球に対する直向きさや努力を見て下さり、私の良さを引き出し下さり、対等にチャンスを与えて下さるなど、最終的には背番号「8」をつけ1番バッターのセンターにまで育てあげて頂いた恩師です。


私自身、渡会監督の下での高校野球により肉体的、精神的、心身共に人間形成され、また経験や実績が自信や誇りとなり、今の私の人間形成の大きな礎に、そして今だに人生の道標になっています。


結婚式にもお越し頂きました大恩師です。


また同時に多くの野球を通しての仲間やご縁があるのも野球部あってのことであり、その大切さを教えてくれました。


そんな恩師、先輩、仲間とのOB会。


今年は100回記念大会ですが、私たちは70回記念大会、ちょうど30年前。


30年前にタイムスリップ。

あの時、あの試合、あの一球など高校球児に戻ります。

この時ばかりは皆が高校球児になり、昔話に花を咲かせながら飲み明かしました。



渡会先生は今は監督も高野連役員もご勇退され、たまにケーブルテレビの高校野球中継の解説などを務めていますが、是非、これからも何らかの形で高校球児や高校野球発展の為に関わって頂きたく思います。


OBの皆さまもそんな渡会先生の意思を継ぎながら、高校野球の監督や子どもたちの野球やソフトボールの指導者になられている方もたくさんいます。


今の安城東高校野球部監督もOB監督です。

安城リトルリーグの監督もOBの先輩です。

安城市内の校長や教頭にもOBの先輩方がたくさんいます。

他にもたくさんのOBが野球やソフトボール、子どもたちの教育に関わっています。


私自身もそんな渡会先生の意思を継承しながら、また渡会先生の教え子としての名に恥じぬよう母校安城東高校野球部や野球界全体の発展に、そして野球が大好きな子どもたちの為にも微力ながらこれからも尽くしていきたいと思います。


ただただ、懐かしく楽しい、そして私の野球人としての原点を思い出させてくれた野球部OB会でした。