この8月にカナダで開催されます「WFDF2018世界ジュニアアルティメット選手権大会(U-20)」に出場する日本代表メンバー28名の中に、安城市の鳥居芳成くん、加藤雄大くんの2人の選手が選出されており、今日、大会を前に市長への表敬訪問を行い同席しました。


鳥居芳成くんは北中から西尾高校に進み、現在は名古屋大学2年生で名古屋大学のアルティメット部に所属しています。


加藤雄大くんは南中から中京大中京高校に進み、現在は中京大学1年生で中京大学のアルティメット部に所属しています。

特に加藤雄大くんとは縁が深く、というか、加藤くんは中京大中京高校時代は硬式野球部に所属。つまりは娘とのチームメイト。


中京大中京野球部のハイレベルな競争の中、最後の大会でベンチ入りを果たすことはできませんでしたが、それでも中京大中京高校野球部で3年間、厳しい練習に耐え努力を重ね最後まで共にがんばってきました。


野球部引退後にアルティメットと出会い、これからはこれに打ち込もう!と決め、そこからはまた猛練習を積み、持ち前の身体能力の高さ、運動神経の良さ、中京大中京野球部での3年間の努力を生かし、そしてその後の努力や練習で、アルティメットで頭角をあらわし、代表選考でも結果を残し選考されました。


鳥居くんも高校時代はバスケット部に所属しており大学からアルティメットを始めました。


ふたりのこうした経歴や今のがんばり、活躍は、いつからでも強い想いや努力があれば一流になることができる、いつからでも輝くことはできる、ことを思わせてくれ、多くの人に勇気や希望や力を与えてくれます。


是非、ふたりにはこの世界選手権でも活躍して多くの方に希望や力を与え、そして同時にまだまだマイナースポーツなこのアルティメットの素晴らしさなどを広めてほしいと願います。


アルティメットはまだまだ日本では競技人口も少なく認知度も高くないかもしれませんが、それでも世界的に見れば、オリンピックの補完的な意味をもって行われる非オリンピック種目の国際総合競技大会「ワールドゲームズ」の公式種目であり、オリンピック同様に国際大会が開催され、世界トップレベルの真剣勝負が繰り広げられています。


また、オリンピックの追加種目にとIOCに申請するなど、オリンピック種目を目指しており、2020年東京オリンピックの次の次の大会、2028年ロサンゼルスオリンピックでは、アルティメットの発祥の地がアメリカということもあり、追加種目として、オリンピック種目になる可能性もあるスポーツです。


2028年ロサンゼルスオリンピックの時には2人ともまさに選手として1番脂が乗り切った年齢になります。


オリンピック種目にそしてオリンピック選手が誕生することを夢見ながら、鳥居くん、加藤くんの今大会の活躍と今後の活躍を応援いていきたいと思います。


また、2人の他に安城市には女子の代表選手もいますし、また、安城市立小学校の教員にも今年開催されたU24世界選手権で日本代表になった選手がいます。


近年、このアルティメットは中学校の学習指導要領に採用され、この地域でも岡崎市をはじめ、積極的に体育の授業で行われるなど、これから益々認知度や競技人口が増えていくスポーツになるかと思います。


今日は市長表敬訪問と共に「広報あんじょう」と「中日新聞」そしてケーブルテレビ「キャッチネットワーク」の取材も行いました。


安城市のこうした優秀な選手の活躍やこうした取材などを通してアルティメットが広まればより嬉しく思います。


鳥居芳成くん!加藤雄大くん!

がんばれ!!