南部小学校に続いて次は祥南小学校へ。
祥南小学校は私の母校になります。
祥南小学校では今年はまだ運動会の半日化を取り入れていません。
半日化の南部小学校とグラウンドの風景も変わってきます。
午後まで続く祥南小学校では“お弁当”を家族と食べる為、テントやタープ、敷物が見られます。
ある意味この風景が今までの運動会の風景です。
ただ、こうした“場所取り”が過剰、加熱、過度、負担になっていた為、これの解消するのもこの半日化の目的のひとつとか。
子どもや教員の負担軽減は必要だし、保護者の負担軽減もわかります。
ただ、一方で、年間に数回しかない家族の作ったお弁当を家族と食べる時間があってもいいと、そして運動会を通して子ども、家族や地域の人たちがコミュニケーションを図り、絆を深める時間は必要だと思います。
私の考えが古いのかもしれません。
過度な過剰な準備や練習なんか必要ありません。
実際に町内会の運動会やレクリエーション的な運動会には事前に練習も予行練習もありません。
それでも“運動会”として充分できています。
頭から運動会の半日化を否定するつもりはありません。
改革も改善も必要です。
過度、過剰な負担軽減を図ることも必要です。
ただ、安易に短絡的に半日化をするだけでなく、負担軽減などを図りながら、運動会が持つ意味や意義、良さを残すなど共存できるような知恵や工夫、それこそ、改革や改善がこれからも必要だとは思います。