昨夜は会長を務めます「安城リトルリーグ」の「創立30周年記念式典」が行われました。
安城リトルリーグは「安城市にも硬式の少年野球チームを！」との地域の方々や父母の想いと並々ならぬご尽力・ご協力により、1988年、昭和63年に創立いたしました。
以来、平成の歴史と共に歩み、平成30年の今年創立30周年を迎えることができました。
こうして30周年を迎えることができたのも、何もないところからチームを立ち上げて下さった先人の皆様、日本リトルリーグ野球協会並びに各チームの関係者の皆様、グラウンド提供や大会協賛などご支援ご協力を賜りました地元の企業の皆様、そして歴代の監督･ コーチ･スタッフなどチーム関係者の皆様、歴代の在団･卒団生と父母の皆様など、安城リトルリーグを支えて下さった関わって頂きました本当にたくさんの皆様のお陰であり、現会長として、安城リトルリーグを代表して、改めまして心より厚く感謝と御礼を申し上げます。
私は3年前に会長に就任したばかりであり、会長としてまだまだ若輩者であり、また歴史を語るには僭越ではありますが、
この 30年間の歴史を振り返ると、全日本選手権大会3位、選抜大会準優勝を最高にいわゆる全国大会に数度出場し、全国の強豪チームを脅かしました。
また卒団生の多くは高校野球で各チームで主力選手として活躍し、その中には甲子園に出場した選手もいますし、大学野球、社会人野球で活躍した選手、今なお現役で活躍している選手がいるなど、多くの卒団生が様々な野球の場で活躍してきました。
また卒団生の多くが安城リトルで培った創立時のモットーでもある「根性、忍耐、団結、友愛」や礼儀や精神力、人間力をいかして野球のみならず社会の第一線で活躍してます。
こうした卒団生や卒団生の活躍がまさに安城リトルリーグの30年の宝・財産であり誇りだと思っています。
現チームにおいても安城リトルリーグは野球が本当に大好きな子どもたちが集まり、そしてその野球が大好きな子どもが大好きで、そんな子どもたちをしっかり支える、監督・コーチなどチーム関係者、そして父母会など大人たちの絆が深く、体制がしっかりした、まさに三位一体の素晴らしいチームであり、厳しさの中にも温かさと人間味があり、子どもたちのことを一番に考えている素敵なチームであると誇りと自信を持っています。
野球チームである以上、うまくなりたり、強くなりたい、勝ちたい、全国大会に行きたいなど様々な「目標」を持つ必要があります。
でも一方でそれらは「目標」であっても野球チームの「目的」ではなくこうした野球チームの「目的」は野球を通した“人間形成”です。
野球をする中で、夢や目標に向かって努力する大切さ、仲間と絆を深めたり思い出を作ったり、喜びや感動・悔しさを感じること、礼儀や感謝する心を育むなどこうした事などから“人間形成”をしていくことが真の「目的」です。
「目標」に向かい努力しながら「目的」を果たすことができるこんな理想な姿を目指しつつ、同時にまた安城リトルリーグに関わる父母会など大人たちも子どもたちと一緒に、喜び、感動し、涙できるような、そして大人も子どもたちと一緒に成長できるような、そんなチームであり続けたいと思います。
先人の皆様が築いてこられました安城リトルリーグの歴史や伝統、財産や宝を大切にしながら感謝と誇りを持って、そして選手、父母、チーム関係者が三位一体となって更なる発展、成長を目指し、新たな歴史を刻んでいきたいと思います。
私自身、様々な野球を通したご縁が重なり、こうして今、安城リトルリーグの会長を務めさせて頂いていますが、こうして安城リトルリーグと素敵なチーム関係者や父母や出会えたこと、会長を務めていることに感謝の気持ちと同時に誇りに思っています。
これからも微力ながら安城リトルリーグの発展に、子どもたちの野球が楽しめるように尽くしていきたいと思います。
今後とも安城リトルリーグへのご協力、ご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
