祥南小学校区青少年健全育成会」に出席しました。 先週は南部小学校で開催された、夏休みや冬休みなど長期連休前に学校、PTA、地域の人などが集まり、子どもたちや健全育成に関する情報交換、意見交換などを行う場です。 こうした場では私は地元議員という立場で子どもたちや教育に関係する行政や議会、その他様々な情報をお伝えしたり、自分の意見や想いを述べることが多いです。 ただ、今日は参加者の皆様に逆に問題提起と言うか、質問を投げかけ、ご意見を伺いしました。 それは小中学校へのエアコンの設置についてです。 私は暑さの質や環境、価値観などが時代と共に変わる中で子どもたちの教育環境を良くする為にも、小中学校へのエアコンの設置は賛成、推進論者です。 ただ、まだ、全市民的な理解、賛同、コンセンサスが取れるのかがわからない中で、素朴に保護者ではない、地域の方々、つまり納税者がどのようなお考えや価値観をお持ちかお聞きしたく、投げかけてみました。 安城市では現時点でエアコンを設置する計画もなければ、そうした大きな声はあがっていません。 ただ、お隣刈谷市では今年度全中学校に、来年度全小学校にエアコンが設置される予定です。 こうして近隣市が設置したとなると、保護者を始め今まで以上に関心や注目、そして要望する声が高まってくるかと思われます。 私はこうした声を推進力に変えてより、推し進めていきたいと考えていますが、素朴に納税者がどのように考えているかも聞いてみました。 全国的には、公立小学校の普通教室におけるエアコン設置率は「49.6%」(特別教室も含めると「41.7%」)と約半分が既に設置されており、珍しくもまた贅沢なことでもありません。 更には3年前平成26年度の設置率が「32.8%」でしたことから、この3年間で約17ポイントも増えるなど、急速に設置する流れがあることもわかります。 ちなみに愛知県に限ると設置率は「35.7%」と全国平均を大きく下回り、このことに限って言えば大きく遅れています。 先ほど申し上げたそもそもの理由、そして全国的な流れからも必要だと思いますが、それに加え今日は地域の方々のご意見もほぼすべての方々が賛同して下さり、私にとってもより強く大きな推進力となりました。 もちろんそれなりのイニシャルコストがかかります。 刈谷市を例に概算すると安城市の普通学級約600×1教室約300万円と単純計算で18億と十数億円と毎年のランニングコストがかかります。 少なくともこうした様々な情報や数字を明らかにしながら、エアコン設置に関して、議論を深めていく必要はあります。 今日はそうした意味では私にとっては政策を推進していく上で意義のある健全育成会になりました。 ちなみにPTA会長は女性で私の中学校時代の同級生です。 誰もから同級生には見えないと言われますし、挨拶等で同級生と言うとザワつきます。

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