シティプロモーション・交流人口拡大特別委員会”の行政調査、大阪駅に隣接するグランフロント内にある「ナレッジ・キャピタル」に行ってきました。 ナレッジキャピタルは、グランフロント大阪北館の中核施設で、地下2階から13階を利用し、会員制サロンやオフィススペース、展示エリア、ショールームなどを運営し、分野を超えた交流や新たなプロジェクトのスタート、試作品の展示、情報発信などを一つの建物内で実現できるような仕組みになっています。 ナレッジ(knowledge=知識) キャピタル(capital=首都) この二つの言葉を合わせた造語で、国内外の産官学の「知の交流から新たな価値を生み出す“知的創造拠点”」となっています。 オープンしてからの4年間、会員制交流サロンでは約2000人が登録され、延べ約60万人が利用しています。 オフィススペースやショールームは常時満室、約1880万人が市民向けの体験型ショールームを訪れたとのことです。 また、ナレッジキャピタルから生まれた成果としては、京大発の電気自動車製造ベンチャー企業が成長したり、小学校の図書室で受け付けをする犬型ロボット「雪丸」などが誕生するなどの成果をあげています。  国内外からも注目され、一定の当初の成果役割を果たしていると思われます。 安城市においてもこれから三河安城駅エリアの将来や街づくりのコンセプト、シティプロモーションなどを考える中で、 自動車関連企業をはじめとするものづくりなどの高い技能、技術またそれに伴う研究開発などが集積する地域 人、もの、情報、資金の対流・融合する国内外の交流連携できる地域 2027年には東京-名古屋間リニア中央新幹線が開業し、東京、大阪間のスーパーメガリージョンのど真ん中に位置する などからもひとつの街づくりの方向性として、「産業が集積する知や技術の拠点」「若者とビジネス客が集う創造の場」など「知的交流拠点」としてのあり方が考えられます。 この「ナレッジ・キャピタル」程のことはできませんが、ただ、こうした「知的交流拠点」として三河安城駅周辺の街づくりを考え推めていく必要はあるかと思います。 行政調査を終えて、安城市にとんぼ返り。 新幹線の車中で食べる「駅弁」が自分へのご褒美です。

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