町田商工会議所「中小企業の災害対策セミナー」(実施報告) | 中小企業の知的資産経営と災害対策・BCP

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10月19日に町田商工会議所で「中小企業の災害対策セミナー」を行いました。リアルだったので、縁台上にアクリルパネルがあり、私はマウスシールドを着けてお話しさせていただきました。これだと多少アクリルパネルからひょっこりはみ出ても大丈夫かなと思います。

 

これまで災害対策/BCPセミナーはもっぱら東京23区で行っていたため、対象とする気象災害は①洪水②内水氾濫③高潮でしたが、町田市は丘陵にあるので、市から出ているハザードマップは①洪水②土砂災害 でした。高潮がないのは海から離れているので当たり前ですが、内水氾濫のハザードマップもありませんでした。

 

また、町田市を流れる大きな川は境川と鶴見川ですが、その洪水予想は、浸水深は5m以上のところもあるものの、浸水予想エリアは流域の周辺に限られています。これは荒川ほどの大河川ではないことと、丘陵地での川は谷になっているからと考えられます。これが江東5区だとゼロメートル地帯のため広域に浸水し長期間水が引かない状況になります。

 

今まで「土地をよく知りましょう」と言ってきましたが、あらためて災害は一律に語れないことを実感しました。

 

<町田市洪水ハザードマップ:境川、鶴見川氾濫>

<墨田区洪水ハザードマップ:荒川氾濫>