クラウドデジタコと労務管理 | 中小企業の知的資産経営と災害対策・BCP

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クラウドデジタコ実証実験報告を千葉県トラック協会「交通事故・労働災害防止大会」で行いました。

 

(一社)千葉県トラック協会では、クラウド型デジタコと労務管理ソフトにかんする実証実験を平成30年度に行い、私はそのコンサルタントとして実験企画や結果の分析を行いました。

その結果を2月19日の「交通事故・労働災害防止大会」で発表させていただきました。出席者はなんと700人の巨大大会。圧巻の会場でした。

 

実験を行ったのは㈱システック のクラウドデジタコ「ロジこんぱす」と労務管理ソフト「運転時計」です。運転時計は改善基準告示を含む労働時間に関する法令遵守のための労務管理クラウドシステムで、ロジコンパスからデータを受けて連動するクラウドサービスです。煩雑な改善基準告示に基づくドライバーの労働時間管理をリアルタイムで可能にするものです。

 

運行記録計は1962年のアナログ型に始まり、デジタコとしてはSDカード型、クラウド型と進化してきました。当初は安全運行のための記録が目的でしたが、近年は近年は労働時間データの記録計としての役割が高まっています。

 

管理方法も、SDカード型デジタコの「事後管理」から、クラウドデジタコの「リアルタイム管理」そして今後は労務管理ソフトを連動させることによる「先手管理」ができるようになると考えられます。