初めて行った不妊治療のクリニックは産科、婦人科がある病院の不妊科でした。
一通りの不妊検査をして、タイミング法→人工授精→体外受精とステップアップし、2年弱の間、通院しました。
43歳の時に3回目の移植をして、胎嚢が確認できなかった時。
先生から「これからどうしますか?」と言われ、もうあきらめればいいのにというのが顔に出ていました。
看護師さんからは「42歳以上で妊娠して、赤ちゃんを抱けた人を見たことがない」と言われました。
次の診療の時に転院したい旨を伝えました。
ほかの病院に行ってくれてよかったと、先生は安心した表情をしていたのが印象的でした。
年齢的に妊娠が難しいのはわかっています。
治療を続けるのは自己満足なのかもしれません。
でも私たち夫婦は少しでも可能性があるのなら、できる限りのことをしたかったのです。
不妊治療をどう続けていくかは私たち夫婦が決めることです。
今の加藤レディスクリニックでは、私たち夫婦の意思を尊重してもらっていると思います。
治療の選択肢と、判断するための情報を教えてくれるだけで、最終的に決めるのは私たち夫婦という感じです。
私がクリニックに求めるのは、不妊治療を成功させる技術があること、私たちがしたい治療をサポートしてくれることです。
前の病院ではいずれも叶わなかったので、転院したことは本当に良かったと思います。