3年弱の治療を振り返ってみて、もっと不妊治療をする人の環境が今後よくなったらいいなと思っていることがいくつかあります。

(長文また素人考えで恐縮です)

 

①治療費の負担の軽減

保険適用は大きな1歩でしたが、まだまだ自己負担額が高く、治療を受けることをあきらめるざるえない人がいると思います。

私の住む自治体では保険適用の開始とともに不妊治療の助成金は終了しました。

せめて収入に応じて助成を受けられる制度を準備してほしいです。

あと、もっと保険診療内で受けられる検査を増やしてほしいです。何かと検査が必要で追加料金が発生してきます。

 

②医療機関の充実

私の住む地域には加藤レディスクリニックのように毎日採卵をしている医療機関はありません。そもそも産婦人科自体の数が少ないです。

産婦人科医が不足している今、難しいとは思いますが、地域差がなく不妊治療を受けられる世の中になることを願います。

 

③オンライン診療の充実

月に数回、仕事を調整して治療を受けることは負担が高いので、オンライン診療を一部利用できるといいなと思います。

また、採血と5分の診察を受けるためだけに通院しなくてよいように、ホルモン値を自分で検査できる簡易なキットがあればいいのにと思います。

 

④不妊休暇・休職の制度化

導入している会社は少なく、まだ浸透していないように思います。

出産、育児、介護などと同様に、不妊治療も大切な人生のイベントであることを浸透させたいです。

導入されても、なかなか利用できない雰囲気かもしれませんが、会社に制度があることに意味があると思います。

 

45歳になるまであと数ヵ月。私が不妊治療できる時間は残り少ないです。

ここで書いたことは、私が不妊治療をする間にはおそらく叶わないことですが、これから不妊治療をする人のために、少しでも変わっていってほしいと思います。

4.4組に1人が不妊治療を受けている時代に、まだまだ不妊治療のハードルは高いです。