結婚した当初、不妊治療の話をすると夫は不機嫌になってまったく話を聞いてくれませんでした。

私が仕事が忙しい中、病院に通っていても、妻が勝手にやっていることだから、自分は関係ないという感じでした。


タイミングをとる日を病院で検査して伝えておいたのに、お酒をしこたま飲んで酔っ払って寝たこともありました。


1年半ぐらいの間、不妊治療について、私は夫を責める気持ちがどんどん膨らんでいき、夫は怒られないようになるべく関わらないようになっていきました。

不妊治療をはじめる前はほとんどしたことがなかったのに、喧嘩ばかりしていました。


それが変わったきっかけは、体外受精にすすむか決めるために話し合いをした時でした。

これからかかる費用と私の年齢での成功確率を話し、初めて夫は現実を認識しました。

初めて採卵をした時、全身麻酔をするので夫に迎えに来てもらいました。

その時にくたびれた私を見て、負担をかけていることが初めてわかったようでした。

それからは私の通院には、仕事がない日は必ずつきそうようになりました。

不妊治療で通院するのはほとんど妻ですが、不妊治療は一人ではできません。

最初からよく夫婦で話し合って、もっと早くから二人で真剣に取り組めていたらよかったなと後悔しています。

 

これからは夫婦関係も大事にして、新しい家族を迎えられるようにしていきたいです。