遅いノートPCを早くしたいな~の2回目です.
1. 「XP高速化」でググって教えを実践.視覚効果の排除ほか.
2. グラフィックの色数を減らす
とやってきまして,だいぶマトモになってきました.
メーカーのPCって,微妙にオーバースペック気味にソフトを積んでおいて,メモリなどの買い増しを誘うようなところがありますよね.
さて,一応そこまでは,ノーリスクで出来ることでしたが,ちょこっと機能ダウンしてもいいから,サクサクにしたいな~と思いました.
ていうか,そもそも何がネックなのか,はっきりわかりたいなぁと思って読んでみたのが,この本です.
ここはひとつ,オライリーの地味表紙本の登場です.2004年の発刊.意外に新しいですね.
期待通りの内容でした(^^)
まず,システムパフォーマンスを監視するプログラムがあることを発見.
「ファイルを指定して実行」からperfmonを実行.
・メモリを使い果たしたときにディスクから読み込んだページ数.
・ディスク待機中にやってきたリクエスト数.
・プロセッサがすべてのプロセスでビジーになっていた時間数.
が監視できるようになっていて,カスタマイズも出来るみたいですね.ログファイルも作れるようになっていますが,リアルタイムのグラフを眺めているだけで一目瞭然でした(^^;
ディスクがのろくて,メモリがいっぱいいっぱいと判明.CPUは余裕.
ディスク交換は再インストールが大変なので今回は断念.メモリ増設するとかなりパフォーマンスがあがりそうです.
しかし,ここは金持ち父さんをめざす現在貧乏な店主ですから,出費する前に,ひと工夫.不要なプロセスを削除してメモリを楽にすることにしました.
メモリがどう使われているかを調べるのは「タスクマネージャー」.タスクバーを右クリックすると起動できます.
実行中のプロセスが一覧表で表示され,合計が実メモリを超えていれば,ハードディスクにスワップされている.つまり遅くなってるってことです.「コミットチャージ」というのは物理メモリと仮想メモリ(ページファイル)の合計です.これがデカいということは,システム負荷が大きいということです.
「パフォーマンス」タブで,愛機がどうがんばっているかしばらく眺めたら,「プロセス」タブをにらみながら,常駐プログラムの刈り込みをします.
刈り込みは,「ファイルを指定して実行」からmsconfigを実行.
システム構成ユーティリティというのだそうです.
「サービス」「スタートアップ」タグにずらっと書いてあるのがプログラムで,チェックボックスに印が入っているものが,今,常駐しているプログラムです.不要なプログラムのチェックをはずして再起動すると,その分のメモリが空くというわけです.結構シンプル!
でも,ご注意!チェックをはずすということは,その機能が使えなくなるということですから,最悪パソコンが動かなくなったりします.必要/不要の判断は慎重&自己責任でお願いします.
以下,店主がチェックをはずしたプログラムをちょっと紹介しておきますね.ご参考まで.
・ituneshelper iTunesをインストールすると常駐するようです.iPodサービスというのもついでにはずしました.
・CTDevSrv クリエイティブの携帯音楽プレイヤー用のソフトにくっついてくるようです.
・hcontrol マルチメディア系のキー操作用ソフトと書いてありました.たとえばスピーカー音量を変えるキーとかが効かなくなります.
・spoolsv プリンターを使わない人は停止してもOKかも.
・dvdramsv DVD-RAMを読み書きするためのソフトみたいです.DVD-Rの読み書きしかしないなら停めても大丈夫かなぁ?と.ひょっとすると困るかもしれません.要注意.
なんか他にも停止したような気がしますが.....忘れちゃった(^^;
あんまり無造作にやると,動かなくなった時に困りますよ.あくまで慎重&自己責任でね!
あとね.デスクトップにアイコンを並べておくと,メモリを食うんだそうですよ.知らなかった...
次のステップはいよいよレジストリエディタですか.出来れば関わりたくなかったが...(^^;
そんな店主がやっているレコード屋です.