令和2年1月14日、長崎県に於いては県庁跡地の遺構調査について、
専門家の意見聴取をしたようである。
予備調査の結果をどう判断し、今後の本調査へつなげていくかの、
参考にするものらしい。全くもって「マワリクドイ」事をするものである。
今だ県にあっては 『県庁跡地の日本に於ける歴史的位置づけ』 の、
価値評価の認識が希薄であるらしい。
不肖私は次の如く思う。
今後の跡地活用の根拠について遺構のあり様は特別の意味は,
究極的にはあり得ないのではないかと思う。
岬の教会・長崎奉行所西役所は、厳然として近世長崎300年にわたり存在し、
日本の歴史上重大な役割を果した事はまぎれもない事実なのである。
しかもその場所が更地となって我々の目の前に表われておるのであります。
この時を千載一遇の機会として捉え、今後の日本の歴史伝承の場とし、
学びの場所として活用する事は長崎市民・県民として必然の事である。
と、そう私は思うのであります。