過日ノーベル平和賞を受賞した、
NGOのICAN、ベアトリス・フィン事務局長が、1月13日、
平野町の長崎原爆資料館で講演をされたようである。
理想的平和論者の最右翼に位置される立場で、
発言をされる訳であるから、説得力もあるし、
筋も通っていると思う。ただ必然的に現実的平和論を、
述べる人達とは対極にあり、平行線を辿る事は言う迄もない。
理想的平和論が現実的平和論を凌駕する時が来るだろうか。
オバマ前アメリカ大統領のプラハ演説は、
現実的に核廃絶に効力を発しただろうか。
北朝鮮に対するユルユル外交は、
今現在最悪の状況を生み出している。世界平和の為には、
アレも必要、コレも必要という事になるのだろうけども、
核ミサイルの無力化措置が今日本に於いて、
また世界に於いては、最重要課題ではないのか ── 。
一日も早い防備能力の整備が、我が国に於いては、
必要であると思う。 核の暴発を防ぐ為にも ── 。