みなさん、自分の声って好きですか?
私は、自分の声が嫌いでした。
録音してみると、自分が認識している声と違って
とても幼い声で、恥ずかしい声。
なんでこんなにムニャムニャ聞こえる声なの?
なるべくしゃべりたくないな…
そうやってずっと生きてきました。
でもそんな私の意識を変えてくださったのが、
前の会社の大好きな先輩(奥○さんと言えばお分かりでしょうか…)と、
視聴者のみなさんだったんです。
入社してすぐ、声や滑舌に自信のない私に
「声がすごくきれいね!これを武器にしなさい」と言ってくださったのが奥○先輩。
そして、さらに勇気をもらったのが
いつもみなさんからいただくお手紙でした。
お手紙の多くに
「長崎さんの声が大好きです」
という言葉がありました。
特にラジオ番組を担当し始めたときなんか
「声がウグイスのようで、聞き取りやすいです」
なんてほめ言葉までいただいて、容姿にはまだまだ自信なんてもてないけど、
自分の声には自信を持てるようになっていきました。
みなさんに自信をいただくたびに、
もっと声を聞いてほしい!
もっとこの声を使ってお仕事をしたい!
と思うようになり、オンエアに出るのが楽しみになっていったんですよ?
だから、私は声が枯れ尽きるまで
声を使ってお仕事をしていきたい
そう、決意したんだ。
フリーになってから…
司会やナレーションで声を使ってお仕事させていただき、本当に幸せ
今日もあるPVのナレーションのお仕事をさせていただいたのですが…
自分の声のバリエーションを増やして臨んだ今回。
まだまだ自分は満足いくものができていないけど、
ほんとに、声を使ったお仕事って深いし、楽しいなって改めて思ったんです。
自分の声をもっともっと好きになりたい。
いつか自分の声を心から好きと言えるようになりたい。
この声で世の中の役に立てたら幸せなことはないな
だからこそ、これからも発声・滑舌・アクセント…
一生磨き続けます
(入社時…お仕事のおとも、ストップウォッチとアクセント辞典ですw)
長崎真友子