こんにちは。
最近は強風だったり雨
が続いたり、すっきりしない天気が多いですね。
暑さのピークを越えたら、こんどは台風の多い季節でしょうか。
季節柄、
関節炎や持病のある動物は、気圧の変化が起きると症状が重く出たりしてしんどいことがあります。
特に晴れから雨になる時の気圧の変化(高気圧→低気圧)には体が敏感に反応します。
もともと関節炎を持っている子は、雨が降る数日前に急に痛がったり、違和感を感じて足を上げて地面に着こうとしなかったり。
そして雨が降って気圧が下がりきると、何事もなかったかのようにスタスタ軽快に歩きます。
飼い主さんから見ると、「あんなに痛そうだったけど、もういいの?」という感じでしょう。
人でも、昔痛めた部位が天気のよくない時に痛むとか、季節の変わり目に疼くなど、よく似た症状がありませんか?動物も同じなんですね。鈍い痛みのような違和感で、重苦しい感じがあるのでしょう。
慢性の場合は、痛みを逃しながらうまく付き合っていけるといいですね。
一方で、
見逃して欲しくない症状があります。
秋の初め、朝晩が涼しく感じられるようになる頃。
飼い主さんは「最近涼しくなって風邪
でも引いたみたいで咳をします。」と症状の説明をされる方が多いのですが、
心音を聴いてみると、心臓性の咳のことが多いのです。
季節や天気の変わり目、気圧や気温の変化に心臓の働きが追い付いつかないのです。すると動物は体内の酸素量が不足して息苦しくなります。そして咳をして少しでも多くの酸素を体内に取り込もうとするようになります。
これが心臓性の咳の理由の一つです。詳しく書くと膨大な量になるので、ここでは割愛します・・・
なんだか最近のどに何かが引っかかっているのかな?
と感じるような
カッカッ・・・・・という咳をしていたら、
もしかしたら心臓が関係するのかな。と気づいてあげられるといいですね。
早めに息苦しさから解放してあげたいものです。