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四季折々、自然の姿に感じること

https://www.youtube.com/watch?v=Cvpm7ckpd_M

 

利尻島での一夜が 明けた

目覚めて時計を見ると まだ3時

けれど 最北の地は

新聞が読めるくらいに 明るくなっている

 

曇り空 雨が降るかもしれないと

ホテルの店で ビニール傘を2本購入

けれども これは全くの無用の長物となる

バス移動の際に 少し

恥ずかしい思いをしながら 傘を持ち運ぶ私に

「この傘がお守りになって 雨が降らなかったんだよ」と

同行の人から 心優しい言葉もいただく

 

7時40分 バスは出発

心癒される 緑に囲まれた水辺へと向かう

バスを降り 想い出橋という 吊り橋風の橋を渡り

着いた所は 姫沼

 

 

ここは大正中期に造られた 人造湖だという

木の遊歩道を てくてくと歩く

傍らの草木や野の花を眺めながら

晴れていれば 利尻山も見えるというが

残念ながら 曇天

雨が降らなかったのを 幸いとしよう

 

次に行ったのは オタトマリ沼

ここから見た利尻山が 有名な北海道銘菓「白い恋人」の

パッケージに 使われていると聞く

残念ながらここでも 利尻山の雄姿は望めず

この沼のほとりに 「利尻甕一(かめいち)」という土産店があり

そこで限られた時間を費やし 私が撮った画像は

この2枚だけ

 

ここには 昨年

当時の天皇皇后陛下も

訪れられている

 画像はネットより

 

秋のオタトマリ沼

 画像はネットより

 

「オタトマリ」というのは アイヌ語で

「砂のある入江」という意味だという

この旅では たくさんのアイヌ語の地名と出会った

それはみな 美しい響きを持っていた

 

その後 南浜湿原を歩く

 

北海道と言えばクマ

しかも恐ろしいヒグマが

どこに潜んでいるかわからない

と 心配していたが

利尻島 その後訪れた礼文島にも

クマは生息していないと聞き

安心して散策出来た

 

 

自然の水辺と それを取り囲む植物たち

いつまで見ていても 見飽きない風景

花盛りの季節は過ぎていたが

大いなる自然の姿に 心から満足したひとときだった