自然の言(こと)の葉 | nagarenotokiのブログ

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四季折々、自然の姿に感じること

https://www.youtube.com/watch?v=zH8ZwCxdlcg


ここに1冊の本がある
長いこと 私はこの本をしまい込み
目に触れないようにして来た
それはもう 二度と会えない人に
贈られた本だから 見ることさえも辛かったのだ
今 やっと勇気を出して開いてみた

「自然のことのは」
全編カラーの 美しい自然の写真にあふれている
そして 日本古来からの美しい言葉が集められている
心にしみる写真と言葉
そういえば・・・
その人も 本当に美しい言葉を選んで使う人だった

私もこれから 日本に生まれた者として
「自然のことのは」のページをめくっていこうと思う
涙があふれるままに・・・


「自然のことのは」より 
  

・豊葦原(とよあしはら)の瑞穂(みずほ)の国・・・豊かに葦が茂り、、みずみずしい稲穂が実るという意の日本の美称。「アシ」は「悪し」に通じることを嫌い「ヨシ」ともいう。

 

・松の声・・・松は風に吹かれる葉ずれの音が愛でられ、松の声、松韻、松籟(しょうらい)など、松に吹く風の音を妙なる楽の音に聞きとることが多い。また、波の音になぞらえた松涛(しょうとう)という言葉もある。
 

・夕眺め・・・黄昏時は、胸の奥にしまっておいたはずの感情が、そっと顔を出す時間。夕暮れの景色を眺め、もの思いにふけることを夕眺めという。