
https://www.youtube.com/watch?v=mUALuGno6Go&feature=related
先日 安来節演芸館に行った
舞台上で歌われる安来節のすばらしさと
どじょうすくいの滑稽の裏に込められた 心を感じた
どじょうすくいはユーモラスだが
本当はそれだけではない 何かを感じた
お昼は隣のどじょう亭で どじょう料理を食べた
何年か前から安来市は どじょうを市のシンボルにしている

休耕田では どじょうを養殖して
ブランド化して 関東などに出荷している
私達の口には どじょうは高価でなかなか入らない
でも 天ぷらにしても鍋物にしても
どじょうは 決しておいしいものではない
それなのに どじょうすくいでは
なぜ どじょうを獲った時に
あんなにもうれしそうな顔を するのだろう
それは庶民の貧しさをも 表しているのだろうか
そう思ったら 食べながらせつなくなった

このどじょうすくいが
安来市のキャラクター「あらエッサ君」を生んだ
4年前には 道の駅「あらエッサ」もオープンした
どじょうすくいに救われて
安来市はこれからも 少しずつ発展していくのだろう
「安来」の地名の由来
スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治するなど数々の武勇伝の後、多くの国を旅して、「私の心は安らかになった」と言った場所が「安来」と呼ばれるようになった。(「出雲国風土記」より)