臓器移植  私が決めたこと | nagarenotokiのブログ

nagarenotokiのブログ

四季折々、自然の姿に感じること

この頃ずっと 心から離れないことがあった
他人事ではない 
これはもしかすると 自分自身や
家族の身の上にも 起こらないとも限らない

本人の意志表示がなくても 
家族が同意すれば
脳死臓器移植が 行われる世の中となった
幼い子供からも何例か 実施されてしまった
こんな恐ろしいことが 許されて良いのだろうか

そもそも「脳死」とは いったいどこで判断するのか
本当の判断基準など ないはずだ
脳死は人の死ではない
死ではないからこそ 心臓も動き
体温も保たれている
それは脳からの ホルモンの分泌があるからだ
つまり脳は 完全に死んでいない
「脳死」と判断された人が
再び意識を取り戻した例もたくさんあるという
また脳死状態でも 爪や髪の毛は成長を続ける
そんな生きている人から 臓器を取り出す
その際には麻酔が施されるという

一方に臓器移植でしか 長く生きられない人がいる
しかしその前に 瀕死の状態ではあっても
生きている人間がいる
まず 充分な救命医療を尽くしてほしい
国は命の重さを天秤にかけた
後わずかしか生きる可能性のない命なら
移植によって もっと生きられる命に
臓器を提供せよと
しかも 本人はそれに同意しなくても
家族にその決定権を与えた
こんな理不尽なことが まかり通る日本になった

私は脳死状態となったとしても
臓器は提供しない
家族としての同意もしない
これが最近 私が決めたことである