日本の仏教とは大きく異なるタイ仏教… 僧侶がメタボで苦しむ訳… | 流じゅーざの『日韓・朝韓』

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「にっかん・ちょーかん」ペースで朝鮮関連とオレの住んでいる「タイ」の話題そして女の子の話題を発信します♪
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爆  笑 バンコク在住のじゅーざです 爆  笑

 

以下、本題です。

 

  タイの僧侶って「なまぐさもの」って感覚が無いんですよね…

 

・AFP「メタボに苦しむタイの僧侶、半数近くが肥満とのデータも」

 

「タイの僧侶、ピピット・サーラーキットウィノン(Pipit Sarakitwinon)さん(63)は毎朝、寺の周りを歩き、腕のエクササイズを数百回行う。同国では肥満になる僧侶が増えているため、保健当局などが問題への対策に乗り出している。

 

タイでは僧侶が深く敬われており、信者たちは盛んに食べ物を施す。だが、喜捨される食べ物には、砂糖、脂肪、油がたっぷり入ったものが多く、これが僧侶の健康問題につながっている。

 

バンコク市内の病院で行われた僧侶向け健康診断中にAFPの取材に応じたピピットさんは、「ダイエットをする前は、100メートルも歩かないうちに疲れてしまっていた」と話し、以前は体重が180キロあったことにも触れた。

 

タイの保健当局と宗教当局は2017年12月、僧侶の間で、糖尿病高血圧、膝の問題が急増していることを受けて、「僧侶のための健康ガイドライン」を作成し、食べ物に気を使うよう呼び掛けた。

 

タイの人々は、毎日托鉢して回っている僧侶に食べ物を喜捨することで徳を積み、先祖供養をしている。だが、これについては厚意が行き過ぎてしまったともいえる。濃厚なカレー、砂糖たっぷりのお菓子、炭酸飲料、塩辛いスナックなど、僧侶に施す食べ物は、高カロリーで不健康なものが多いのだ。

 

アジア開発銀行(AIB)によると、タイはアジア有数の「肥満国」だという。チュラロンコン大学(Chulalongkorn University)の保健医療学部が2016年に僧侶を対象に実施した調査によると、約48%が肥満、約42%が高血圧と診断された。

 

タイでは、僧侶の正午以降の食事が禁じられている。フッダも、午後は食事を控えるよう信者に対して言ったと伝えられている。

 

だが、仏典に出てくる「パナ」と呼ばれるある特定の飲み物だけは、正午を過ぎても摂取することが許されている。だが、この飲み物に砂糖がたっぷり含まれているのだ。

 

タイの小売店舗では、加工食品などを詰めたお布施セットが販売されており、誰でも簡単に入手できる。だが、これも問題を悪化させている原因の一つとされている。 

 

■施しは断ることができない

ガイドラインでは、「仏教の教えをいつでも伝えられるようにしておく」ために、健康には気を付ける必要があると僧侶らに呼び掛けているが、信者のお布施を断わることは微妙な問題だ。

 

ブッダの教えによると、信者が施すものは何であれ、受け取らなければならないとされている。断ることはできないし、否定することもできない」と、バンコク市内にあるサンウェート(Sungvej)寺の僧侶で、ガイドラインの作成に協力したラーチャウォンムニーさんは話す。

 

ラーチャウォンムニーさんは、健康に関する教育を通じて状況に何らかの変化が現れることを期待している。ここで言う指導には、健康診断受診の勧めなどが含まれている。

 

ガイドラインは、タイの地方部で小規模で行われていた活動が基になっている。

 

東北部ノンカイ(Nongkhai)県にあるポーチャイ(Phochai)寺の僧侶、パーワナー・タンマコーシット(Bhavana Dhamakosit)さんによると、寺では肥満と高血圧の問題が多く見られたため、僧侶たちは3年前から健康診断を受けているという。ただ、僧侶は寺を転々とするため、実際に病院や歯医者で健康診断を受ける数は多くない。

 

また、ガイドラインでは信者に健康的な食事を施すよう勧めているが、僧侶たちは信者にプレッシャーをかけすぎることには慎重だ。これについてパーワナーさんは、「特定の食事を食べないよう僧侶に呼び掛ける方がより効果的だ」と指摘する。

 

僧侶向けのガイドラインは強制ではない。それでも効果が見られ始めた僧侶も出てきている。

 

今年初めに体重を記録し始めてから、これまでに約30キロの減量に成功したというピピットさん。「村人からもらう食事を以前よりも選ぶようになった」と問題との向き合い方についてコメントした。」

 

 

タイの仏教(南方上座部仏教)では

 

  精進料理(菜食)という観念はないんです。

 

南方上座部仏教は、日本で広まっている大乗系の仏教よりも成立としては古いもので、より仏教の原形をとどめています。

 

そのやり方としては

 

  仏陀が行ったのと同じ戒律を守って成仏して涅槃に入ることを目指す

 

というもので、そこには

 

  肉食の禁止と言うような文言はないんですね。

 

仏陀、そして現在のタイの僧侶たちは

 

  信者から寄進された食べ物を食べなさい、寄進されたものは清浄なものだから何でも食べていい

 

のですな。

 

  当然、肉食もOKです。(あっさり)

 

ただし、仏陀がしていたと言われるように

 

  昼以降に物を食べてはいけない、という規定はあります。

 

食事は基本、早朝の托鉢(ピンタバート)が終わったらまず朝食を食べ、その後午前11時ごろに昼食を食べる、

 

  1日2食の生活なんです。

 

午後は飲み物はOK、飲み物の延長で薬を飲むことと、アイスクリームはOKだそうです。(アイスは飲み物!)

 

その托鉢の食べ物は寺によっては量も多いし、カロリーの高い食べ物も多い、ということですね。

 

まあもらったものでも食べきれないものや食べたくないものは寺に勤める「寺男」や寺院の境内に住む犬にあげることは出来ますけどね。

 

逆に出家した経験のあるある日本人は「栄養失調」になって体調を崩し、止む無く修行を止めなければならなくなった、って話も有りますけどね。

 

托鉢は鉢(バーツ)に入れる。直接渡してはいけない。

 

ちなみに托鉢で受け取る食べ物にはインスタントラーメンとか鰯の缶詰とかそんなのも多いですね。カレーなどコレステロールが高いものも多い。

 

また

 

  僧侶は(日本式に言うと)檀家に呼ばれて御馳走になることがあります。(多くは法事を執り行う)

 

そういう時の食べ物も

 

  豪勢な御馳走が基本ですからねえ…

 

そりゃ

 

  肥満する人も多いと思いますよ…

 

ただ地方のお寺などでは托鉢で受け取れる食物も質素になるし、少なくなりますけどね。

 

やっぱ

 

  大都市の寺院や、人気のある寺院は肥満する僧侶も多くなるんだろうな、と思います。

 

さらに

 

  南方上座部仏教の戒律では「僧侶が運動することは禁止」なんです。

 

なので上の記事でエクササイズをしていると書いていますが

 

  戒律に厳しい宗派だったらこれは破門されかねないですね。

 

  これじゃあ托鉢の食物の多い寺院では肥満になるのも当然ですね。

 

お後がよろしい様で…

 

 

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