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バンコク在住のじゅーざです。
以下、本題です。
ジブチの地政学的に重要な意味、とは…
まずは中国が進めている世界制覇の「南ライン」の状況を示す地図を見てみましょう。
①南シナ海 人工島=基地を建設
②インドネシア 経済的に密接
③スリランカ さらにモルジブでも港湾取得
④パキスタン 港湾租借
⑤がジブチ 港湾租借
⑥がエジプト 政経で緊密
⑦がギリシャ 港湾の管理会社を買収
で、その右側のとんがった場所が
「アフリカの角」ことソマリア北部になります。
さらに言えば、アフリカ東部のケニアやタンザニア、そして東南隅のモザンビークなどは60年代から親密国です。
すでに
明の時代に鄭和が大航海したエリアはほぼ中国の影響圏になっています。
そして
日本やアジア諸国にとって重要なのは…
原油の輸出ラインとなるペルシャ湾とアジアとヨーロッパをつなぐ大動脈のスエズ運河(まさに⑥の位置)
アフリカのド田舎のはずのソマリアで海賊が横行し、国際的枠組みで対策をしているのは
スエズ運河を通る船舶が北ソマリア近海を通らざるを得ないから。
ここが通れなくなると、欧州とアジアの物流は
バスコ・ダ・ガマ並に南アフリカを迂回するしかなくなります…(汗)
地図を見れば一目瞭然ですが
中国はパキスタンとジブチに港湾を租借することで、原油輸出の大動脈であるペルシャ湾の出口と物流の大動脈である紅海(スエズ運河に繋がる)の出口を抑えられる体勢を作った
ということです。
そしてその魔の手はスエズ運河を越えて出口に近い
ギリシャにまで及んでいます。
ちなみに
ジブチの中国海軍基地はアメリカや自衛隊の使っている基地の港をはさんだ向かい側に位置して、米軍や自衛隊の動向を逐次チェック出来るようになっています。
もう
中国の世界戦略はかなりの部分まで進んでいるんですよね…
恐らく最後の仕上げは…
10年後、20年後の中国系アメリカ大統領の誕生となるでしょう…
アメリカ西海岸が中国の植民地になってる今これは夢物語ではありません。
((゜Д゜))ガタブル
お後がよろしい様で…
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