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バンコク在住のじゅーざです。
<短信>
いよいよ、『徳恵姫』についての小説を書き始めました。今までの徳恵姫関係の本、論文ではほとんど取り上げられていない事実などもいれての歴史小説ですが、韓国の歴史小説や韓流映画とは異なり、可能な限り「起こった事象」については記録のあるものを利用しています。
さすがに会話部分は創作が入り、また事実関係が不明な部分について創作で埋めているけれど、そうした想像が十分考えられる記録に基づいたものにしています。
昨年作られた韓国の映画『徳恵翁主』があまりにもフィクションに触れ過ぎていること、また日本で李徳恵姫こと徳恵翁主について書いた伝記の最良のものとされる本馬恭子著『徳恵姫』では、ごっそり抜けている史実があるので、その辺を補完しより史実に近い歴史小説を目指しています。
某所でネットから見れるように公開するつもりですので、また実際にアップされたら報告します。
<短信終わり>
以下、本題です。
やっと陸上まで引き上げられることになったセウォル号。
あんまり陰謀論を語りたくはないんですが、今回の
セウォル号引揚げ
については
中国による陰謀臭がプンプンしてます。
ま、今回は証拠は全くなく、
あくまで状況証拠のみです。
問題は
引き上げのタイミング…
ぶっちゃけ、実際に海底から引き揚げる際に
オレはもっとトラブルが発生するんじゃないかと思ったんですな。
ところが
一番難所のはずの海底から会場への引き揚げ作業が難なくクリア…
すると…
作業に取り掛かってからここまでの1年近くの間…
なんでもっと早く引き揚げられなかったのか?
その理由をオレは
朴槿恵弾劾が決定するまで引っ張ったんじゃないのか?
と
想像( `ー´)ノ (あくまで想像です)
引き揚げのタイミングをギリギリ遅らせることで
韓国国民には「朴槿恵はセウォル号事件の真実を知られたくないからセウォル号引揚げを遅らせている(怒)」
という感情を植え付けたのではないか、ということ。
ぶっちゃけセウォル号を引き上げたところで
朴槿恵前大統領が細工をして沈没させたわけじゃない。
あくまで、
船を管理する役所が運行する会社と癒着して汚職をしていた、というだけ。
役所と運行会社に罪があるだけで朴槿恵には関係が無かった。
そこにセウォル号問題をかきたてて反朴槿恵感情を湧きたてさせた。
この感情は、
長期間にわたった「ろうそくデモ」維持の原動力になったと思います。
では、
何故この時期に一気に引き上げたのか?
それは
文在寅が共に民主党内の大統領予備選を優位に進めるためのサポート
と考えます。
セウォル号の引き揚げによって反朴槿恵の旗手だった文在寅の人気を高める。
逆に
「反文在寅」の立場で左から右までまとめようとした安煕正は右への国民感情の反発が強まったために失速…
結果として
共に民主党の大統領個浦選出では文在寅がぶっちぎりで勝ち上がり、
逆に安煕正は支持を落として(オレが予想したような)離党から国民統合による大統領選出馬をあきらめることになった。
と考えると
セウォル号の引き揚げを「技術的困難」という正当な理由で調整しただけで
うまく朴槿恵の失脚と文在寅の大統領予備選当選を後押し出来た…
うがちすぎかなあ…
しかしこのシナリオが狂ったのは
安煕正への支持票などが大挙「国民の党」の安哲秀に流れ込む結果を招いた
そしてその原因が
文在寅に対する韓国民の極端な評価
によるものだった、ということですね。
これはどういうことなのか?ということについては明朝のエントリーで書きたいと思います。
こんかい終わり
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