現役の将棋名人が将棋ソフトに破れるっ!?まあ、十分予想された話ですが… | 流じゅーざの『日韓・朝韓』

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バンコク在住のじゅーざです。

 

さっそく本題です。

 

昨日行われた電王戦(人間とコンピューターソフトが戦う)の第1戦で

 

  現役の将棋名人位である佐藤天彦名人がコンピューターソフトのポナンザに敗れました…( ノД`)シクシク…

 

・毎日新聞「<将棋>佐藤名人、ソフトに敗れる 電王戦第1局」

 

「コンピューターの将棋ソフト「PONANZA」(ポナンザ、開発者・山本一成さんと下山晃さん)と佐藤天彦名人(29)が対局する第2期電王戦二番勝負第1局は1日、栃木県日光市の日光東照宮で指され、ポナンザが71手で勝って先勝した。第2局は5月20日、兵庫県姫路市の姫路城で指される。

 

進化を遂げるソフトが、ついに名人と対決した。佐藤名人は昨年、電王戦出場者を決める叡王戦で優勝し、現役タイトル保持者としては初めてとなるソフトとの棋戦に臨んだ。ポナンザはソフトが対戦する電王トーナメントで優勝した。

ポナンザが山崎隆之八段に2連勝した前期は持ち時間各8時間の2日制だったが、今期は同各5時間の1日制に変更された。

ポナンザが先手番で初手3八金から相掛かり戦の進行になり、佐藤名人が先攻した。しかし、ポナンザが正確な指し手を続けて次第に形勢に差がつき、残り時間の少ない佐藤名人は懸命に挽回を図ったが、逆転の機会を作れず投了となった。

対局中にコンピューターのトラブルで2回中断されたが、ポナンザに起因するものではないと判断され、時計を止めての中断となった。

ほとんど時間を使い切った佐藤名人に対し、ポナンザは1時間あまりの消費で終局を迎えた。相手の考慮中に検討を続ける「先読み機能」が働いたとみられる。

佐藤名人は「中盤ではこちらにも手段があったかもしれないが、ちょっとうまくいかなかった。ポナンザはものすごく正確で、非常に指し手に読みが入っている。タイトル保持者の対局ということで応援や期待をファンからいただいたが、結果は残念。先手番の第2局は勝算があるのでしっかり頑張りたい」、山本さんは「力戦になったが、いろんな将棋をポナンザは勉強しているので効果があったのかなと思う。二番勝負なのでこれでタイトル保持者に勝ったとはいえないが、日本の情報科学の開発者が長年目標としてきたことを達成できたという気持ちはある」と感想を語った。

  第1局は、現役の名人をもってしても完敗するほどソフトの強さが光った。

 

6、7日に名人戦第1局を控え、七番勝負の合間を縫っての電王戦となるが、佐藤名人が先手番となる第2局で巻き返しを図りたい。」

 

 

今回の対戦は人間側は第2期叡王戦トーナメント優勝者である現名人の佐藤天彦名人、そしてソフト側は第4回電王戦トーナメント(ソフト同士の対戦)を勝ち抜いた最強ソフトPONANZA(ポナンザ)が代表として2回対局を行う

 

  第2期電王戦

 

の第1局目でした。

 

将棋の世界でのコンピューターの強さについては以前大川慎太郎著『不屈の棋士』(講談社現代新書、2016年)の書評で描いたんですが、関係者によっては

 

  すでにコンピューターの実力が人間の棋士を凌駕している

 

という評価もあり、今回も如何に現役名人というトップ棋士でもどうなるか分からない感じではありましたが、

 

  実際初戦は完敗だった模様。

 

人間側は棋譜の少ないコンピューターソフトとの対戦のために、同スペックのソフトを借りて練習できるという条件がついていましたが、佐藤名人がどの程度準備していたかは不明。まああまり事前に検討しすぎても裏目に出ることもあるのですが…

 

人間の場合は対局時の体調や精神的な好不調など波が有ったり、時間が経つにつれて疲労が出てくるということがありますが、ソフトはそれがないだけに有利なのは間違いないです。

 

なので

 

  人間同士が争う

 

という将棋の競技としての価値が落ちる訳ではないですが、しかし現役トップ棋士が負けるというのはやはり残念な気持ちにはなりますね。

 

昨年碁の世界でも韓国のトップ棋士が敗れましたが、ソフトの向上とハードウェアのスペックの向上による先読みの充実にはこれから人間の頭脳では太刀打ちは出来なくなってくるでしょう。

 

なお現在では将棋の世界でもそれまでの定石から外れていてもソフトが刺した手をチェックして自身の将棋に取り入れるプロ棋士も現れています。

 

  まあ将棋というゲームの中でもまだ新たな可能性があることもコンピュータソフトが示してくれることが増えるかもしれませんね。

 

こんかい終わり

 

 

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