仕事の楽しみ方 | OWNDAYS 海外事業担当 ながおっち~のブログ

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以前はシンガポール、台湾、カンボジア、ベトナム、オーストラリア等で勤務。現在はフィリピンを担当しています。

仕事の楽しみ方って人それぞれあると思うんですよ。


ボクの場合はちょっと恥ずかしくて人には言えないんですけど・・・


前回のブログでは曲選びの楽しみを紹介しましたが、実務レベルでもいろいろと楽しみを作ってます。


ま、とりあえずそれはおいといてですね、アルバイトをしていた時からいろいろと楽しみを作ってました。



学生の頃は新聞配達を半年くらいとコンビニで6年間くらいバイトしてたんですど、

コンビニの時は、冷蔵庫の中のジュースとかお酒のラベルを全部正面に向けて


「はい、みんな正面向いて~~~」


とか心の中でつぶやいてニヤリとしたり、


「納品された品物をいかにすばやくきれいに品出しできるか」とか


レジ打ちをめっちゃ早くやって「オレってすげぇっ!!」とか思い上がったりして楽しんでいました。


で、中学を卒業してすぐ、正確には卒業式の次の日に


「バイトって言ったら新聞配達だろ!!」


という訳のわからない偏見で新聞配達のバイトを始めたんですよ。


なんかね、毎日19時くらいに寝て午前2時には起きてましたからね。


早寝早起きと言って良いのかどうか微妙にわからないんですけど

今思うと半年もよくがんばったな、って感じです。


で、最初は配達する順番を覚えたりするので大変なんですけど

慣れてくるとつまらなくなってくるじゃないですか。


まぁ楽しい仕事ってのもあんまり無いと思うんですけど

毎日同じことの繰り返しで飽きてきちゃうじゃないですか。


そこで「どうしたらおもしろくなるかなぁ~~~」と考えて出した答えが「タイムアタック」。


配達が終わるのに何分かかるかっていうのを毎日計ることにしたんですよ。


もうね、新記録を出すたびに一人で喜んでましたからね。


朝起きたら準備体操とストレッチを入念に行い

しかも家の前の駐車場で「ブラジル体操」とかしてから出発してましたからね。


そしてポッケにはストップウォッチ・・・


どんなバイトやねん、って感じですね。


原付の免許なんてもちろん持っていなかったのでチャリで配達するんですけど、毎日チャリで全力疾走。


チャリから降りたら自分の足で全力疾走。


階段もなんのその、全力疾走!!ですよ。


めっちゃ汗かいて、めっちゃ息ゼェゼェなんですよ。


なんか社員の人に


「長尾君、そんなに急いで配らなくてもいいんだからね。時間内に配り終わればそれで大丈夫なんだからね」


とか言われたんですけど、


「いやぁ~~~・・・ゼェゼェ・・・別に・・・ハァハァ・・・急いでる訳じゃ・・・ない・・・んですけど・・・ね・・・・ゼェゼェ」


とかめっちゃゼェゼェしながら答えましたからね。


多分、「こいつ頭おかしいだろ・・・」とか思ってたでしょうね。


うん、はたからみたらたぶん頭おかしい人にしか見えなかったでしょうね。


汗だくで全力でチャリこいで全力でダッシュしてる新聞配達員・・・・何が彼をそうさせるのか・・・


ま、新記録を達成するためなんですけど、恥ずかしくてそんなこと言えないじゃないですか。


なのでずっと秘密にしてました。



で、ある時、メッチャ霧が出たときがあったんですよ。


もうホント冗談ではなく、一寸先も見えないくらい。


でも、バカだから、


「こんな日に新記録出したらオレってスゲェよな!!」


とか考えて、その日も入念に準備体操して出発したんですよ。


一寸先も見えないのに全力でチャリこいでるんですよ。


なんかね、3軒目あたりを配り終わったくらいの所で、ものすごい勢いで壁に激突しましてね・・・


もうね、今でもハッキリと覚えてるんですけど、ものすごい衝撃でしたよ。


ホントにね、何が起きたか理解するまでに結構時間かかりましたからね。


新聞もそこら辺に散乱しちゃって・・・


「あ~~あ、新聞こんなに汚しちゃって・・・怒られるな・・・」


とか泣きそうになりながら拾ってると他の新聞配達のバイクが突進してきたんですよ。


幸いぶつかることは無かったんですけど、その人は


「危ねぇじゃねぇか~~~ゴルァ~~~!!」ヽ(#`Д´)ノ┌┛


とかものすごい剣幕で怒ってきたんですよ。


だけどボクの顔を確認したとたん、


「ん??お前毎日がんばってる坊主じゃねぇか。なんだよ、もしかしてこけたんか?こんな日は危ねぇからな、気をつけなきゃダメだぜ」


とか言いながら拾うの手伝ってくれたんですよ。


で、なんか聞くところによると、ボクは


「定時制の学校に通いながら一生懸命新聞を配達している小僧」


として有名だったそうで他の会社の新聞配達員はもちろん、

一般の家庭の早起きのおばちゃんにまで知れていたそうです。


うん、そういえば「毎日ご苦労さん」とか言っておせんべいくれたおばちゃんとか

「あの子にご苦労さんって言って渡してくれ」とか事務所に5千円持ってきてくれたおばちゃんとかいました。


毎日新記録を出そうとしてがんばってるのであって

決して仕事自体をがんばってる訳じゃなかったんですけどね。


というか、定時制じゃなくて普通に昼間学校行ってたんですけどね。


良い方向に勘違いされちゃってちょっと罪悪感・・・を感じつつも毎日毎日タイムアタック続けました。


そのおじさんはそれ以来、


「坊主、ちょっと休憩しようぜ!!」


とか言って缶コーヒーおごってくれたりしました。


もちろん休憩中はストップウォッチも休憩です。


見つからないようにさりげなくストップウォッチを止めるのに苦労したもんです・・・ (´ω`)


ま、そんな新聞配達も11月頃になって「寒いから」という理由で辞めちゃいましたけどね。


そして「冬暖かくて、夏涼しいから」という理由だけで屋内のバイト探して

たまたま募集していた近所のコンビニで働き始めました。


うん、ただの甘ったれ小僧ですな。

こんなボクに感謝してくれてたおばちゃん達には申し訳ないです。


で、そんな新聞配達なんですけど

その知り合ったおじさんと二人で缶コーヒー飲みながら休憩してたらですね、
原付バイクが一台来て、なんか鞄を置いていったんですよ。

そしてその後すぐに車が一台来てその鞄を拾っていったんですよ。


もうね、おじさんと二人でパニックですよ。


「い、今のみたか!?」


「み、見ました」


「でも、みなかったことにしたほうがいいよな!!」


「そそそ、そうですね!ボクたちは何もみてません!!」


とか言いながら仕事に戻りました。


そういえば新聞配達のときはよく野良犬に追いかけられたりもしました。


ある日、二日連続で同じ場所にいて追いかけてきて三日目もいてもう逃げるのがくやしかったので


「今度はこっちから猛スピードで自転車で近づいていっって逆に追いかけてやる!!対決だ!!」


とか言ってこっちから追いかけたら犬が逃げて行ってくれて次の日からいなくなりました。
あの時はホントに嬉しかったですね。


ま、今では懐かしい思い出です。


ルーチンワークになりがちな日常の仕事の中に
自分なりに楽しみを作るってのは大事だと思いますね。



で、今の楽しみは・・・内緒です。 (●´ω`●)ゞ


知られたらいろんな人からいろいろと妨害されそうですからね。


あ、でも、様々な妨害を乗り越えて打ち出す新記録は喜びも倍増するかも・・・

それはそれで楽しいかも・・・


と、まぁ変な所で仕事の楽しみを見つけたりしてます。 (´ω`)