謹賀新年
長尾泰任
ようやく、腹パンのメバルが接岸し始めた。
「まともなサイズのメバルなんか高松には居ない、県外へ旅に出たまま移住しちまった。もう帰ってこないかもしれない」
そんな声の多い今日このごろですが、年明け早々数もまあまあ釣れたし、年末まではカサゴ5匹にプチメバル1匹の割合でしたが、元日は釣果10数匹すべてがメバルだった✨
釣ったのは満ち潮。20時前から1時間半ほど。
小型に混じって腹パンの良型が5匹。
腹パンでない良型が1匹。
総数14匹(だと思いますが、釣ってはリリース、釣ってはリリースのスタイルで、短い時合を逃さぬよう集中して釣りをしたので、匹数は不確かですが、でも、間違ってないと思います💦)
あんなに連発したり、いいペースで釣れていたの、満潮前の潮止まりを迎える頃には、ぱったりアタリが止まってしまった💦
他に釣り人の姿はなく、寒いし、風も出始めたので満潮を待たずに撤収💦
もう数カ月、このプロトPEライン 0.2号を釣行のたびに先端30cm~1mほどカットして、リーダーを結び、主にジグ単の釣りを繰り返し行なってきたがまだまだ強度的に問題なし。
割とコシのある扱いやすいPEだと思います。
個人的には、カラーも気に入ってます。
先日、ちょっと竿を出した場所が違うが、自宅からの距離は似たりよったり。
イオンモールに近接する埋め立ての岸壁で、プロトPEライン 0.2号を使ってジグ単の釣りをすっかり暗くなってから1時間半ほどやってみた。
仕掛けは先日釣りで使用したときのまま。
じつは仕掛けの塩抜きを怠ってしまい、そのままに…。
先日、今回とも近場の似たような釣り場なので釣れる魚もお馴染みのメバル、タケノコメバル、カサゴ。
全部で10匹ほど釣れました。
リーダーのチモトが根に擦れて傷んでいたか?最後にシーバスがヒットして、やり取り中に切れてしまい、仕掛けを組み直すのも面倒なので道具をまとめて釣り場を去りました。
今回もトラブルなく安心して釣りが出来ました。
シンペンでマダイを狙う
令和7年1月16日 長尾泰任
釣り場:徳島県鳴門市、地磯
SNSで下調べをして、その日の釣行計画を立てるのも悪くない。
しかし、釣り場に着いたら事前情報にばかり頼りきることはせず、できるだけ現地の人からタイムリーな情報を得るよう努めたい。
もし知り合った釣り師が人柄の良い人なら、連絡先を交換し合って長く付き合うようにしたいものだ。
今回はもう随分と長い付き合いの鳴門市在住の釣り仲間からの勧めに応じ、同地の地磯へとマダイを狙いに出かけた。
彼が言うには、「(海峡の)橋の上から覗くとマダイが列をなして緩やかな流れの筋に同じ方向に頭を向け泳ぐともなく鰭をそよがせている」とのこと。
それを聞いた筆者は、これほどおいしい話はないとすぐにでも飛んで行きたかったが、しかし、現実問題として時間に都合がつかなかった。
「今日明日は無理だ。明後日まで居てくれるかな?」と筆者が真面目に問うと、
「ギリ、大丈夫。三泊四日の滞在予定だそうだから(笑)」と彼は断言口調で答えた。
「話したのか?」
「そうだ(笑)」
「ほんとうに?」
筆者が念押しすると、彼は、「まあ、来てみなよ(笑)」とでも言いたげに受話器の向こうで自信をのぞかせた。
どうやら彼は鯛語が話せるらしい(笑)。
タイ語なら英語同様勉強すれば上達も夢ではなかろうが、鯛語はいかがなものだろう(笑)。
でも、まぁ、今年初のショアゲームでマダイが釣れたら、めでたさ×2、×3である。
そんなわけで、さっそく出かけてみることにした。
さて、ショアからのマダイゲームというと誰もがキャスティング/タイラバを思い浮かべそうだが、実際キャスティング/タイラバは手軽で仕掛けの扱いが容易なため、いまだ人気が高い。
しかし、筆者はロックショアからマダイを狙う場合、キャスティング/タイラバを用いる頻度は低く、シンキングペンシルを多用する。
筆者はシンキングペンシルを潮上に向けてキャストすることが多い。あるいは、潮上に向け少し角度をつけて投げ入れる。
つまり、アップストリーム、あるいはアップクロスの釣りを好むというわけだ。
この他、流れや風を利用するドリフトの釣りもよくやるが、今回の釣り場のように速い流れの脇に浅くて緩い流れが自分方向に向かって流れて来ている場所では、筆者は潮上に向かってキャストし、底の起伏にシンペンを引っ掛けないよう竿先を上下させつつ足元まで丁寧に巻いてくるよう心がけている。
釣り始めて1時間半が過ぎた頃のこと、流芯の流れが緩くなり、全体的に流れが緩まってきた。
筆者は浅瀬の根に大切なシンペンを引っ掛けないよう注意しながら可能な限りスローな攻めに徹した。
バイトは突然やって来た!?
ショートバイトだった💦
ガッと短いアタリが、間を置かずに来たが、筆者はかまわず巻き続けた。
もしマダイなら食い損ねても執拗にちょっかいを出して来るはずである。
これについては船の鯛ラバ経験者ならよくおわかりだろう。
案の定アタリは続いた。ガッ、ガツン、とアタリが何度も来た✨
向こうアワセというわけではないが、筆者は手元に重みが伝わってから短く鋭くアワセを入れた!
このマダイは大変見映えのするサイズで、筆者を大いに喜ばせた。
この後、すぐ大きなイワシが3匹釣れたが、なんと3匹ともきっちりフックが口をとらえていた。
つまり、食う気満々でバイトして来たというわけだが、なにぶん初めての経験で驚きを隠せなかった。
ほかに30cmを少し超すくらいのマダイが2匹、ヒラセイゴが2匹釣れた。
存外好調なので宵の口まで粘ろうかとも思ったが、少々疲れたので納竿した。
【タックル】
ロッド:パームス ショアガン EVOLV SFTGS-96M
リール:シマノ ツインパワーXD 4000HG
ライン:ユニチカ ユニベンチャーX8 チャートリュースカラー 1.2号(18lb)
リーダー:ユニチカ シルバースレッド mini ショックリーダーN 25lb(7号)
ルアー:エクリプス ドリフトペンシル etc.
ラインを試す
令和6年11月下旬~7年1月下旬 長尾泰任
香川県高松市、漁港
プロトPEラインの試し釣りを依頼されたのが昨年11月中旬頃...
それから年が明け1月下旬の今日まで、メバリングについては同じプロトPEラインを使い続けている。
試せと言われたこのプロトPEラインは0.2号。
それにリーダー1.2号か1.5号を結んで試し続けているわけだが、仕掛けが細仕掛けなので、漁港の岸壁や石積み波止からジグ単でメバルを狙うというオーソドックスなスタイルで今日までやってきている。
秋以降、香川県中東部はメバルの釣果が伸びず、サイズも振るわないという状況が今の今まで続いている💦
水温がなかなか下がらないせいか産卵のタイミングもまちまちで、例年のデーターを睨んで釣行しても無駄骨を折ることが少なくない。
それでも通っていれば、釣果に恵まれる日もなくはないだろうと期待して近場の漁港を中心に地道に通い続けているが、サイズも数も満足できるだけの釣果を得られていないのが実情である💦
それでも、メバルと一緒に釣れてくる根魚のカサゴやタケノコメバルに関しては見映えのするサイズが多く、ラインの強度を試すのにはうってつけである。
とくにカサゴはサイズが良く、数も釣れているので、その点では退屈しなくてよい。
今期は前述通り、メバルが少ない上に低活性で、時合もすこぶる短いことから、たとえば悠長に写真撮影などしていては好機を逸しかねない。
そこで、魚種別に最初に釣った1匹を写したあとは、ひたすら釣りに注力を傾けるよう努めてきた。
なんだか手を抜いているようで申し訳なくもあり、また似た写真ばかりになって絵的にもつまらないのは重々承知しているが、まぁ、このことに関してはご容赦頂きたい。
尚、海岸のゴロタ浜や地磯に関しては、数は出ないものの25cm級のメバルが釣れているので引きの醍醐味を味わいたい方は是非とも出かけてみて欲しい。
仕掛けはフロートリグ。
シーバスに仕掛けを切られることもあるようで、普段よりも太めの仕掛けを組んで万全を期したいものである。
【タックル】
ロッド:ダイワ 月下美人MX 74UL-S
リール:ダイワ セルテート 1003
ライン:ユニチカ プロトPEライン 0.2号(テストライン)
リーダー:ユニチカ スタークU2 1.2号、1.5号
ルアー:自家製オリジナルワーム etc.
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