令和6年12月8日 長尾泰任
釣り場:高松市、野池
修理に出していたリールが戻って来たので、近くの河川敷の水溜まりで正常に作動するかどうか確かめてみた。
「よし、大丈夫だ。」
だが、それで安心した筆者は、その後リールを仕舞いっぱなしにしてそのままになっていた。
要するにバスを釣りに行く機会がなくなってしまったのである。
それから数カ月過ぎたつい先日、久しぶりに昼の日中にバスを釣りに行くと大きなバスが食いついて来て、足元まで寄せたのは良かったが、フックがポイントに近い箇所から折れて、惜しくも取り逃してしまった。
筆者は重量級のバスがヒットしたと知った瞬間、フックよりもラインを心配した。
写真をご覧になるとわかるようにラインの染料がすっかり色落ちしてしまっている。
本来、シルバースレッドトップウォーターPE1号は濃いピンク色で、ふつうここまで酷使すると傷んで強度が落ちて、せっかくの大物を取り逃し、泣きを見ることになりかねないので、色落ちした部分を切り詰めて使うか、使用頻度が高ければ丸ごと巻き変えてしまうかして万全を期するところだが、相当タフなPEラインだと聞いていたので、リーダーこそ頻繁に交換したが、PEラインについてはわざと長期にわたり巻き替えをすることなく今日まで使って来た。
じつに2シーズンぶっ通しで使っている。
だから、強度が心配された。
しかし、仕掛けは切れず、なんとフックが持たなかった。
それで、重量級のバスを取り逃がしてしまった💦
フックは買ったプラグに付いていたのをそのまま使って来たが、写真にみる通りあまりにも細くてひ弱だ💦
「購入後、すぐ交換しておくべきだった💦」と反省してやまぬが、今更ぼやいても仕方がない。
話を戻すが、修理に出したリールにはシルバースレッドアンブッシュ6lbが巻かれていた。
筆者がとても気に入っていた既に廃盤のナイロンラインである。
ぜひ復活して欲しいものだが叶わぬ夢だろうか。
内心、何とかならぬかと期待しているのだが。
そんな思いを胸に、厳しい寒さとなった師走の午後に、重量級のバスを取り逃がしたのと同じ野池へ再び出かけた。
実際にバスを釣って、修理後のリールの調子を確かめてみたかったのである。
結果は写真のとおり。
第一投目にお世辞にも大きいとはいえないバスがヒット。
わりと遠くで食いついたので、それなりに引きを楽しめた。
それよりなにより、風が吹いて寒すぎてやってられない💦
運よく1匹釣れたので、早々に納竿した。
【タックル】
ロッド:メガバス パガーニ エアバンブー 61
リール:アブガルシア レボ LTX-BF8
ライン:ユニチカ アンブッシュ 6lb
ルアー:メガバス グリフォン SR-X
第4回 プロトPEライン 0.2号試釣結果
令和6年12月10日 長尾泰任
海水での試釣は今回で4回目。
リーダーはチェックを欠かす事なく、もし傷んでいたら交換しながらの試釣。
ただし、メインのPEはリーダーを結び変えるときに少しカットするだけで、そのまま使い続けて今回で4回目である。
(数回、バスやギルを釣るのに使ってはいるが...)
今回はメバリング用のライトタックルでは抜き上げしかねるサイズのタケノコメバルが3匹ヒットしたが、足元に寄せるまでのやりとり中に切れるかもしれないというような不安は少しもなかった。
実際切れなかったし、他にカサゴ等10数匹のロックフィッシュ(写真のカサゴより大きかったり小さかったり)を釣ったが、ラインがヘタったりクセが付いて扱いにくくなったりすることはなかった。
ただ、使い込むほどリーダーとの結節部の強度が落ちる。
当たり前だが0.2号だけに強度低下が顕著だ💦
根掛かりしたときは切れて仕掛けの回収率が悪くなるので、心配ならリーダーを結び変えるときにPEを長めにカットしてから新たにリーダーを結び直すと良いだろう。
筆者は穂先がソリッドタイプのウルトラライトアクションのメバリングロッドを使用しているため、写真のサイズのタケノコメバルとのやり取りにも不安はなかったが、タックル次第では切れてしまわないとも限らない。
まぁ、タックルに合わせ仕掛けは慎重に組むべきで、調子が強めのロッドならラインも見合うよう太くするのは当然。
0.2号としては過不足ない性能の使い勝手の悪くないPEだと実感した。
ロックフィッシュ3
令和6年12月12日 長尾泰任
釣り場:高知県某所
ちなみに同じ50cmのアコウとクエを比較するとクエの引きが3倍強いとクエ釣り師は話す。
同じハタ科なのに本当かな?と思わないでもなかったが、何回か切られた経験から、そのくらいの違いはあるかもしれないと思うに至った。
切られた魚がクエだと断言はできないが、そのエリアで何匹か釣ったハタの中でクエの引きがいちばん強烈だとわかってからは、太刀打ちできなかった魚はクエに違いないと考えるようになった💦
釣り場の条件次第だが、標準的なアコウ用のベイトタックルで40㌢級のクエなら落ち着いてやり取りすれば捕れなくもないが、底の条件が悪ければ厳しいと言わざるを得ない💦
今のところ目標は50cmなので、PEは1.2号でも大丈夫そうだが、リーダーは太い方が安心だ。
しかし、PE1.2号にショックリーダー20号を結べなくはないが、結びやすいのは10号くらいかと思われる。
今回はもう少し細い生フロロカーボン8号でチャレンジした。
さらにPE1.2号+リーダー4号で仕掛けを組んだタックルも用意して、
ハタ数種類とカサゴ、
キチヌをターゲットに機動性に富んだ釣りをした。
まぁ、ロックフィッシュタックルを使って陸っぱりでやるのだから餌釣りのような超太仕掛けというわけにもいかない。
あくまでもゲームフィッシングの範囲内で納得できる釣りをしたいものである。
実際、そう思ってやっている。
【タックル1】
ロッド:アブガルシア ロックスイーパー ERSCC‐777H‐МL
リール:アブガルシア ビッグシューターコンパクト
ライン:ユニチカ ユニベンチャーX8 チャートリュースカラー 2号(30LB)
リーダー:ユニチカ 生フロロカーボン 30lb(8号)
ルアー:クロウ系ワーム 3インチ、4インチ
【タックル2】
ロッド:メジャークラフト ロックライバー 5G-852H/B
リール:シマノ SLX DC HD
ライン:ユニチカ ユニベンチャーX8 チャートリュースカラー 1.2号(18LB)
リーダー:ユニチカ シルバースレッド mini ショックリーダーN 16lb(4号)
ルアー:クロウ系ワーム 3インチ、スイム系ワーム 3.5インチ
令和6年12月15日、16日 井原博一
釣り場:高知県、柏島、四万十市
今年最後の釣り納め遠征。
最初に柏島に入り、風が強く、何も反応無しでお昼に四万十市に入り💦
地図を見ながら、いろいろランガンするも、風が強く、何処も不発でショアジギングは終了して、
川周辺をライトタックルで小物狙いでランガン。
一投目からヒラセイゴがアタック!?
夕方暗くなるまで釣れ続けて、夜になると釣れなくなり、竿納めとなりました。
【タックル】
ロッド:ヤマガ ブルーカレント 82F
リール:ダイワ カルディア LT2000
ライン:ユニチカ ナイトゲーム スーパーPE SP 0.4号(8.4LB)
リーダー:ユニチカ コンパクトショックリーダー フロロカーボン 6LB(1.5号)
ルアー:アクアウェーブ シャローマジック 80
もっこく池の虹鱒
令和6年12月16日 長尾泰任
釣り場:丸亀市まんのう町もっこく池
「もっこく池」に虹鱒を放流するようになってから三十年くらい経つ。
三十年というと、「失われた三十年」と言われるように、日本経済長期低迷の時代にありながら、今日まで欠かさず毎年虹鱒放流を継続しているまんのう町(旧仲南町)には頭が下がる。
実はこれ、「鱒が泳ぐきれいな水で作った安全かつ、美味しいお米だから、皆さん、是非とも買って食べてね」というPRが目的なわけだが、この虹鱒放流作戦は功を奏したのだろうか。
勿論、成果を上げたからこそ、今だ継続しているのにちがいないが、釣り人からすれば有難い限りである。
遊漁料は無料。
近年、清掃など釣り場の維持管理費として協力金200円を募っている。
池の出入口に鍵のかかったボックスが設置されている。
他に、年1回虹鱒放流後、暫くしてから参加費有料の釣り大会が催される。
今年は十二月に既に終わっている。
ルアーフィッシング、フライフィッシング、餌釣りに限らずキャッチ&リリース厳守が義務づけられている。
虹鱒は渓流でおなじみの20cm級から最大70cmを超える大物を放してある。
今回は、超久しぶりにルアータックルを手に訪れてみたのだが、
二種類の仕掛けを用いて、スプーン数種類のみを使って虹鱒を狙った。
少しハリのあるロッドには低伸度ナイロン4.5lb(1号)を合わせて誘う釣りを心がけ、乗せ調子の軟らかめのロッドには伸びのある弾力ナイロン5lb(1号)で巻きの釣りを実践。
とくに誘う釣りにはトラウトミノーを多用したかったが、あいにくシングルフックを取り付けたものがなかったので、リリースするときのダメージを考慮してスプーンでやり抜いた。
釣果は虹鱒5匹。
写真の虹鱒が今回の最大魚である。
【タックル】
ロッド:ウエダ サーフェストゥイッチャーBORON 74
ウエダ トラウトスティンガーBORON 57
リール:ダイワ イグジスト 2004
ライン:ユニチカ 弾力ナイロン 4.5LB(1号)
ユニチカ 低伸度ナイロン 5LB(1号)
リーダー:ユニチカ スタークU2 1.5号
ルアー:スプーン1.5~5.7g
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