令和5年3月5日 フラワー☆宮武
釣り場:高松市庵治半島 浜


長尾さんとは久しぶりの釣行です。

もうそろそろ様子を見に行っておかないと、いつ沖から型の良いメバルが回遊して来るかもわからないということで、庵治半島の浜へお供しました。

僕はサーフでフロートリグを使ってメバルを狙うのはしばらくぶりでヤル気満々だったのですが、長尾さんはいつになくそわそわ上の空という感じでなかなか仕掛けを組もうとしません。

 

うーん、何だか変です... 。

そういえば少し前のこと、

「最近、柄にもなく映画監督を気取ったりするから弱るよ(注※長尾さんのこと)。

 これまでは写真だったからまだよかったが、動画ともなるといっそう撮るのに時間を食うからただでさえ短いメバルの時合を逸してしまいかねない。

 どこの誰だ、生粋のガラケー人間に、スマホにしろ、買い替えろって勧めた奴は」

 

と、男爵がヤバい顔で愚痴っていたのを迂闊にも僕はまじめに聞いていませんでした。

しかも、この軽率な態度がのちに僕を大いに苦しめることになろうとは、嗚呼、なんて皮肉なことでしょう。

さて、本題の釣りについてですが、最初のうちは長尾さんも僕もまったくアタリがなく苦戦しっぱなし。

でも、その後、僕にアタリが来て、もの凄く引くので、「来ましたよ、尺! 尺超えまちがいなし…」と僕が妄想的早とちりをして声を上げたものだから、僕の声を聞きつけて普段の倍くらいの早足で長尾さんが駆けつけて来て、開口一番、「いやぁ、仕事早いなぁ~」と褒めてくれたのはよかったのですが、僕が浜にずり上げたシーバスを見るやいなや、魚がちがうようだと僕をからかったのには赤面しそうでした。

 



しかし、長尾さんは僕には一向構わず、

 

「動画、動画っ!」と口走りながらスマホを専用の三脚にセットし始めたので、

 

僕はもう、うわぁーーと今更のように男爵のあの言葉が耳の奥で録音テープの再生音みたいに繰り返し繰り返し聞こえて生きた心地がしませんでした。

先に記したとおり、

 

尺メバルは間違えで釣れたのはシーバスでしたが、長尾さんはお構いなし。

 

「シーバスでもいいから撮影する!」と言って聞きません。

どうやら、ご自分の長文レポートにいつか使う算段のようで、どんなふうに映っているのかも撮影後一切観せてくれませんでした。

「なるほど。尺メバルなら威張って映っていられるが、勘ちがいのシーバスじゃ針の筵よのう」

 

そう後日、男爵に会った時からかわれてしまいましたが、思い出すと気持ちがふさぎます。

この夜はメバルも釣れましたが、浜にしては不満が残る大きさでした。

 

それでも、フロートの釣りを覚えた当初の僕なら今夜手にしたサイズ、数なら小躍りして喜んだにちがいありません。

でも、今はそうはいきません。

だから、長尾さんに、「ねえ、みやさん、ものは相談だけどレポート書いてよ。早めに仕上げて見せて」と命じられたときには、「えーー」とは思ったもののなんだかもう断る気力さえ湧いてきませんでした。

「大丈夫。もし手直しが必要なら、きっと手伝うから(注※必要でない訳ありません)」そう言って長尾さんは力づけてくれましたが、長尾さんの手にかかると原文にどんな味付けがなされるか心配です。

写真にしても、「これなんかいいねぇ、顔が面白いからこの写真を使おう」とわざわざ声に出して言って、僕がメバルを手にした数ある画像の中から僕に相談もなく勝手に決めてしまう始末。

 



「たくさん撮ったのですから、もっと写りのいいのにしてください」と僕が懇願しても取り合ってくれません。

そう、完全無視なのです!

動画撮影のことで頭がいっぱいの長尾さんを出し抜いて釣果的には僕が勝利したのですが、そういう経緯からちっとも喜べません。

「ガラケーは時代遅れだ、スマホにしろ!」と長尾さんにしつこく勧めた人らがほんとうに憎たらしい。

 

せめてギガホを勧めてくれていたら、僕はこのような目に遭うこともなかったのにと思うほどに憎さが倍増します。

こうなったら、お仲間の皆さん全員、僕と同じひどい目に遭って貰わないと気持ちが収まりません。

「どうか、どうか僕よりひどい目に遭いますように!」


そう切に願いつつ、筆を置くことと致します!

ロッド :メジャークラフト スカイロード862E
リール :ダイワ ルビアス2506
ライン :ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEIII WH 0.6号
リーダー:ユニチカ スタークU2 1.5号
フロート:アルカジックジャパン シャローフリーク 10.5g
ルアー :ティクト メタボブリリアントほか  


令和5年3月12日 フラワー☆宮武
釣り場:高松市 さぬき市 浜


今日は日曜日。

 

お休みだからプチ遠征でさぬき市の海岸へ。



まだ明るいうちはフグにワームを食いちぎられて駄目。

干潮2時間前で潮は動いてませんでしたが、

 

ジグヘッドフックに糸オモリを数回巻きつけた軽い仕掛けにワームをセットして、

 

投げてゆっくり巻いてみると、


それだけで22センチを頭に3匹Get!できました。


水深は1メートルくらい。

砂地に根や海藻が絡む如何にもという感じのシャローでフカセ的な仕掛けがいいかなと思ってやってみたら、本当に良かったみたいで釣れました。

しかし、以後1時間余りもアタリがなく、風向きも悪くなってきたので撤収することにしました。

まあまあ満足できました。

 

ロッド :メジャークラフト スカイロード862E
リール :ダイワ ルビアス2506
ライン :ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEIII WH 0.6号

リーダー:ユニチカ スタークU2 1.5号
フロート:アルカジックジャパン シャローフリーク 7.5g
ルアー :ジャッカル キビキビナーゴ2インチ


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