皆様、こんにちは。フラッグシップ経営代表、中小企業診断士の長尾です。

 

オリンピックを見ていますと、場数を踏むことの重要性について考えさせられます。

 

場数、それも真剣勝負の場数です。

 

特に我々のようなホワイトカラーの仕事をしている人間は理論や理屈ばかりが先行し、真剣勝負の場数が少なくなりがちです。

 

何気なく過ごす5年間と真剣勝負をしている6か月間では、成長度合いが全く異なるのは明らかです。

 

要は時間の経過は経験と言わず、厳しい場数をどれだけ踏んできたかが経験として活かされるのでしょう。

 

そう思うことが多くなりました。

 

オリンピックにおいては4年に一度の舞台に上がるまでの間は常に真剣勝負。

 

だからこそ、言葉や表情の端々に深い人間味を感じるのでしょう。

 

間もなく40歳になろうとしている私も丸くなってきたのか真剣勝負をする時間が減ってきました。

 

自分にとっての真剣勝負の場数を多く持ち、オリンピック選手のようにとはいかなくとも、成長速度を加速したいものです。

 

また、経営改善を要する企業の経営者や社員の皆様においても日々、真剣勝負ができる場作りを提供していきたいと思います。

 

それでは、また次回です。

 

大阪の経営コンサルタント事務所|株式会社フラッグシップ経営

 

 

皆様、こんにちは。フラッグシップ経営代表、中小企業診断士の長尾です。

 

寒い日々が続きますね。全国各地で大雪による交通事故や水道管の破裂など被害が出ています。

 

関西は比較的被害は少ないように思いますが皆様もお気をつけください。

 

 さて、今回は経営改善計画を作成した後の企業の取り組みについてお話しさせていただきます。

 

経営改善計画を作成するに至った経緯は赤字体質が続いている、もしくは資金繰りが悪化して借入金の元本返済ができなくなっていることが多いです。

 

 

 

そのような状況に陥った企業はしっかりと現状を認識し、必死に計画内容について取り組まなければなりません。

 

 しかし、実際には自社の置かれている環境に対しての認識が甘く、旧態依然の体制や取り組み方が続いており、一向に業績が改善しないケースも少なくありません。

 

私どもも計画を作成するだけでなく、定期的に訪問させていただき、計画内容についての進捗管理をさせていただきますが、全く手がつけられていないことも散見されます。

 

 経営改善を推し進めるたには一体何が必要なのでしょうか。

 

私が思うに最も重要なことは経営者と社内のキーマンが同じ目線で現状を認識することです。そのためには日々のコミュニケーションを重視することです。

 

コミュニケーションが不足していますと危機感も使命感も希薄になります。

 

「このままではいけない」ということを常日頃から共有するようにコミュニケーションをしっかりととってください。毎朝の10分でも結構です。

 

次に重要なことは成果に基づいた仕事にエネルギーを注ぐことです。

 

成果とは売上・利益を増加させることです。

 

 

 

売上・利益を伸ばす事を目標にしなければならないにも関わらず、社内のキーマンが成果に結びつかない仕事をしていることがあります。

 

経営改善はスピード勝負ですので、仕事の洗い直しを行い、成果に直結する仕事を優先的に行う事が求められます。

 

私がモニタリングのためにある企業を訪問した際にも、成果まではほど遠い前段階の事に何ヶ月も時間をかけている幹部の方がいらっしゃいます。

 

そんな温度間では業績は改善されません。

 

事態は急を要しているのです。現状をしっかりと把握し、成果の出る仕事をスピーディーに行うこと。それが経営改善を要する企業には必要なのです。

 

 私個人はどちらかというと即断・即決・即行みたいなところがあります。早く判断して、早く取り組み、早く成果を得たいと思う性格なのであまり考え込むことはありません。

 

 と、いうのも時間こそが最も稀少で貴重な経営資源と言うことを知っているからです。

 

時間はお金と違い、貯めることも、借りることも、増やすこともできません。

 

時間だけは誰にもどうしようもないのです。

 

ですから、何事にもスピードを上げて、効率性を高めなければならないのです。

 

本日の話は経営改善を要する企業様だけでなく、そうでない企業様にも当てはまる事だと思います。

 

コミュニケーションをしっかりととり現状把握をすること、スピード感をもって成果を出す仕事をすること。

 

この2点を心がけて仕事をする1年にしてはどうでしょうか。

 

それでは、また次回です。

経営コンサルタント・中小企業診断士の長尾です。

 

日経新聞の見出しをさらりと流し読みをして、興味がある記事については全部読むという事を日課にしています。

 

最近、私が意識して読んでいますのは以下の3つのテーマです。

 

1.労働者不足

→シニアの活用、生産性の向上、無人化、外国人労働者

 

2.自動車業界の転換期

→電気自動車の普及、自動運転、5G通信、他業種からの参入

 

3.金融機関(情勢)について

→商工中金の民営化、メガバンクの大リストラ、フィンテック

 

どの記事も毎日必ず掲載されています。

 

その中でもメガバンクの大リストラについて注目しています。

 

メガバンクはつい最近まで過去最高収益を連発していました。それが、今やメガバンクの各行とも1万人から1万5千人のリストラを敢行すると発表しています。

 

まぜ、そのような非情な判断をするのでしょうか。

 

 

答えは一つで外部環境の変化に対応しなければ生き残れないという判断をしたからでしょう。

 

今後到来するAIを中心にした顧客サービス、仮想通貨がインフラになることなどを見据えた経営判断だと思われます。

(マイナス金利政策で利ザヤ収入が減少したこともあるでしょうが)

ですから、倫理的には納得いきませんが経営判断としてはやはり正解なのでしょう。

 

外部環境の変化に対応するには、変わる事、環境に合わせる事に尽きるわけですが、そのためにはメガバンクのように既存ビジネスで利益を出し、資金調達を活用しながら次の収益の柱に投資していかなければなりません。

 

中小企業にとってそれは簡単な事ではありませんが、外部環境の変化に備えるという意識だけはもっておきたいものです。

 

私どものような業界ももしかすると、途上国の企業に対してインターネットを介して経営指導ができる時代が来るかもしれません。

 

メガバンクの大規模リストラが意味するものは近未来に備えて生まれかわる意思表示と捉えられるのではないでしょうか。

 

それでは、また次回です。

 

 

 

 

経営コンサルタント・中小企業診断士の長尾です。

 

京都大学の理工学部を出て、上場会社の部長職になっている方から手紙をいただきました。

 

内容を要約しますと

 

「自分は85歳まで元気に働きたいから、退職後は診断士としてコンサルティング業をしたいと思う。色々教えてほしい」

 

というものでした。

 

この方には私がイタリアのフィレンツェにいった際に、レザーの栞(ブックエンド)をプレゼントしたことがありました。

 

その時、「このブックエンドの裏に自分が読んだ本の冊数を「正」の字に記録していく」と言ってくれました。

 

それから数年後に会った際に、ブックエンドの裏が正の字でびっしりと埋まっているのを私に見せてくれました。

 

 

察するに年収は軽く1,000万円を超えているでしょうし、それが何十年も続いていると思います。

 

しかし、上場企業の管理職をしながら読書だけでなく、中小企業診断士とMBAを取得し、85歳まで活躍したいからまだまだ何も分かっていない若造の私に色々教えてほしいと頭を下げてくるのです。

 

立派な人ほど勉強熱心で謙虚であるというのを実際に目の当たりにするとただただ身が引き締まる思いになります。

 

一方で、「君はもうちょっと読書や勉強をしたほうがいいぞ」と思う人ほど自分に根拠のない自信があるのか全く学ぼうとしないような気がします。

 

私は75歳までは現役でと思っていましたが、私なんぞよりも遥かに立派な手紙の主が85歳まで頑張るというのです。

 

負けてばかりでは悔しいので私は90歳、いや一生現役を目指すことに目標を変更します。

 

立派な人と接点をもつと、自分の甘さに気付かされますね。

 

それでは、また次回です。

 

 

 

大阪の経営コンサルタント事務所|株式会社フラッグシップ経営

 

 

皆様、新年明けましておめでとうございます。

 

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

年始のこの時期に多くの方が目標を立てられるかと思いますが、私は年末に目標を立てました。

 

 

毎年、目標は立てるものの達成できたことはほんの少しですので今年はしっかりとやり遂げたいと思います。

 

自分で決めたことを厳しくやり抜く。

 

そんな年にしたいと思います。

 

それでは、また次回です。

 

事業再生・経営改善専門|経営コンサルタントは大阪の(株)フラッグシップ経営

 

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