「大人のための数学勉強法」の見本が届きました! | naganomathblog

naganomathblog

これは旧ブログです。
永野数学塾塾長日記は
http://www.naganomathblog.com/
に移転しました。


拙書「大人のための数学勉強法」の見本が昨日届きました!去年の8月にtwitterで知り合った編集者の方と初めてお会いしてから丸1年をかけてようやく完成した本であり、実質上の処女作なので感慨もひとしおです。


そもそも私がtwitterを始めた動機はただ1つ「本を出したい」でした…

【出版までの経緯】
4年前(2008年)に開塾した永野数学塾はお陰様で順調に生徒数をのばし、2年ほど前からは常に満席状態となり、半年以上キャンセル待ちをして頂くことも珍しくなくなりました。

そんな中、最初に考えたのは他の講師の方を雇うことでした。実際に講師募集のホームページも作り、もうあと1回エンターキーを押すだけでアップできるという段階まで準備もしました。
ところが…
ちょうどその時に外出先から戻った妻に
「講師募集のホームページが完成したよ。あとはもうアップするだけ。」
と話すと、妻は
「大丈夫???あなたは人に仕事を振るのが苦手だから、あなたにとっても講師の方にとっても、ストレスが増えて良い結果にならないのではないかしら?」
と言うのです。

…至極まっとうな意見でした。さすがに私のことをよく分かっています。確かに私は性格上、自分の分身でもない限り、他人に任せるということがとても苦手です。他人に仕事を振っておきながら、ついつい口を出してしまったり、口を出すのは我慢したとしても、気になってストレスを貯めてしまったりすることでしょう。それは来てくれる講師の方にも失礼な話です。

私は講師募集のHPを破棄しました。

でも、このままでは生徒さんをお待たせするばかり。とはいえ「自分の分身」なんて夢の話…と、そこで思いついたのが本でした。本を出版することできれば、100%自分の責任において、私の考え方を広く知ってもらうことができるはずです。

…どうしよう?

私はアカウントは持っていたものの全く使っていなかったtwitterに目をつけました。出版社に関係のあるお仕事をされている人を検索してはフォローをし、また自分も発信してフォロワーを増やす努力をしました。

そんな風に真剣にtwitterに取り組み始めてから約1ヶ月後、運良く2社の編集者の方からお声をかけていただきました。そのうちの1社が今回出版させていただくダイヤモンド社さんです。

【内容について】
今回の本には、私が約20年にわたる個別指導の経験から得たノウハウのすべてを書きました。読者ターゲットはズバリ"学生時代に数学が苦手だった大人"です。そういう大人の方に「数学が苦手だったのは『才能』がなかったからじゃない。単に勉強法が間違っていたからだ。」と思ってもらえるように精魂こめて書きました。

自分で言うのも何ですが、内容は濃いです。手に取っていただくと「ぎっしり詰まっている」という感想を持たれるでしょう。それだけに、もしかしたら手軽に読める類の本にはなっていないかもしれません。でも、きたみりゅうじさんのイラストや萩原弦一郎さん(もしドラ)のデザインのお力もお借りして「読みやすさ」にはこだわった本に仕上がりました。きっと最後まで読み進んで頂けるだろうと期待しています。

またタイトルは「大人のための」となっていますが、今現在数学と格闘(?)している高校生の皆さんにも是非読んで欲しいと思っています。特に第3部にまとめた「どんな問題も解ける10のアプローチ」はそっくりそのまま受験での伝家の宝刀になります。この本に書いてあることを実践してもらえれば難関大学の入試で数学を武器にすることも夢ではありません。

詳しくは過去記事⇒「大人のための数学勉強法【新刊本の告知】」をご覧下さい。


《Facebookはこちら》

《ホームページはこちら》


永野数学塾-東大卒講師の個別指導-神奈川県大和市中央林間